あいすのポケモン日記

上手ぶりとんボルチェン

SVシングルS16最終190位レート2054 悪ウーラサフゴラッシャ

 結果画像・構築画像







TN ぽよろいど 最終・最高レート2054 最終190位



TN ice 最終レート2021 最高レート2022 最終279位

379戦231勝148敗
1ヶ月の対戦数が最も多くて270戦だったので、大幅に更新しました


使用構築



目次


挨拶・構築経緯

あいすと申します。S16お疲れ様でした。
今期は目標だったレート2000を大きく上回る結果を残せました。自分が大好きな攻めサイクル構築で達成出来ましたので、記録として構築記事を書きます。
今期は人一倍頑張った自信がありますし、構築の完成度も納得のいく仕上がりとなりました。14000字ある記事なので、時間の無い方は個体紹介だけどうぞ。

X、旧Twitterのフォローもよろしくお願いします!

https://twitter.com/IceplantBax


ポケモン勢の方はフォロバします、是非絡んでください🙌



スカーフ悪ウーラオスがパオジアンやノマテラガチグマ、スケショカイリューにブエナの無いカミ、オーガポン等多くの相手を縛れる上とんぼがえりからの様子見や優秀な耐性で相手の技の一貫を切れる点からサイクルの軸として採用した。

パオジアンにとんぼがえりを押して飛んでくるつらら落とし、聖なる剣に耐性を持ち、アカツキガチグマやブリジュラスにも引き先になれる、HBカイリューを倒せる等の要素を全て満たすガネサーフゴーを採用。

この2体だと水ウーラオスと竜舞カイリューを止めれない、ブーストハバタクカミを流せない等の問題がある為全員に強いクッションとしてHBD残飯ヘイラッシャを採用。

この3体を基本選出とする。

地面、電気の一貫がありランドロス、ディンルー、タケルライコが重い為チョッキランドロスを採用。

ここまで水ウーラオスを舐めすぎ、ブエナツツミに勝てない、炎・水のオーガポンに崩されやすい等の問題がある為オボンタケルライコを採用。

キョジオーンや受けループに勝てないのとイーユイ・水ウーラオス・ディンルーが単体で重い為、全員に強いやどみが水オーガポンを採用。

これで構築が完成。

コンセプト

・全対応を目指した攻めサイクルで嚙み合いを減らす。
・基本選出でHBカイリューに勝てるようにする。
・環境に合わせた取捨選択を行う。
・電磁波と一撃必殺に頼らない、屈しない。
・最強ポケモンであるメガネサーフゴーの選出率を上げる。
・択を極めてプレイングで勝つ。
・自分のやりたいポケモンを信じる。


個体解説



あくウーラオスこだわりスカーフ

いじっぱりA252B28S228 ふかしのこぶし あくテラスタル
実数値175-200-124-*-80-146
調整意図 最速S+1カイリュー抜き 特化カイリューのテラス神速98.8%2耐え
特化パオの氷柱+つぶて確定耐え 特化ハチマキランドの地震確定耐え

あんこくきょうだ インファイト とんぼがえり ふいうち

攻めサイクルの王。ほぼ全ての試合で初手に選出した。
前期から使い通していてかなり気に入っている。

そもそもSV環境における悪ウーラオスというポケモン自体の通りが凄まじいのだが、そこまで高い評価をされているわけではない。

理由が水ウーラオスと両採用出来ない、水ウーラオスにかなり不利、フェアリーテラスタルに弱すぎるなどが挙げられるが、スカーフで採用してサイクルを回すことで全て解決出来る上通りの良さを活かしたサイクルエースとなれる。

スカーフ水ウーラオスとの違いは

悪技が4分の1、電気テラバが等倍でオボン含めたパオジアンに強め
カイリューに一致技が通る
草等倍でオーガポンに強め
ミランドグライの水テラス、ドクガの草テラスなどの水流連打のメタをすり抜けれる
ゴツメに1回しか触らない
タスキの圧でとんぼがえりを読まれない
初手ガチグマがノーマルテラスタルしてこない

相手の水ウーラオスに弱い
フェアリーテラスタルに一致技両半減にされる

主にこれらが挙げられる。個人的には水より悪の方がスカーフ枠として強いと思う。

フェアリーに一致技が通らないのはそこそこ問題だが、再生技がないならゴリ押しが効く、再生技持ちならサーフゴーを着地させて崩す、などで対応出来るので実は困らない。とんぼがえりで逃げれるのも偉い。

火力と一貫性が異常なので、ママンボウサイクルやヘイラッシャサイクルにも強気に動けた。スカーフ枠なのに素の火力で崩しを行えるの意味不明すぎた。

あと、純粋にスカーフが読まれない。増えていたハチマキトドロクツキは全員とんぼがえりから入ってきたし、水ウーラオスと違ってパオジアンの技選択が狂うこともない。

むやみにスカーフバレする行動をせず、なるべく隠すように動いているとブエナの無いカミが意気揚々と死に出ししてきたりして面白いです。
相手視点でスカーフがばれているか、というのを考えて動くようにすると強く扱えた。
今期だけで練度がめちゃくちゃ高くなった。


技構成はこれで完結している。ふいうちがフェアリーに撃つアイアンヘッドハッサムにイージーを取る炎のパンチ、アシレーヌに撃てる毒づき辺りと選択なのかなと思うが、剣舞オボンパオに上からふいうちを撃てるのが偉かった。

アイヘが無くて負けた試合はサフゴのお陰で一切無かったし、ふいうちで拾った試合はそこそこあった。

ふいうちのPPを8ではなく7にして採用しているが、これはこだわっているのがばれた際に1ターン早く悪あがきを撃てる為、悪あがきで倒せる可能性があるから。

悪あがきで倒したことは無かったが、お互いラスト1体の対面で相手のHPがミリのとき、ふいうちを押して通れば勝ち、通らない(補助技連打)なら悪あがきを通して勝ち、という展開が覚えているだけでも4回あった。



テラスタイプは悪で確定。オーガポン対面でじゃれつくをケアしてテラス強打を撃つが、ASオーガポンが流行していた為初手からワンパンすることがあって面白い。

選出率100%。アシレーヌ、テツノブジン、カイリューという選出をされた際に選出したことを後悔したが、HP1のタスキブジンを縛って竜舞ワイドブレイカカイリューをボコボコにした時は本当に感動した。
初最終3桁も初レート2000もこの子が軸だった。最高のポケモンです。



サーフゴー@こだわりメガネ

ひかえめH244B36C132D4S92 おうごんのからだ はがねテラスタル
実数値193-*-120-187-112-116
調整意図 HP奇数最大 C11n 最速アカツキガチグマ抜き抜き 
特化ハチマキ水ウーラオスの水流連打確定耐え
特化パングロ水ウーラオスのテラス水流連打98.8%耐え
C実数値178以下のガチグマの大地の力確定耐え

シャドーボール ゴールドラッシュ トリック 10まんボルト

最強。電磁波使いを無限に破壊した神。
S11くらいからずっと使い続けている為自身の練度が高い。

今期もアカツキガチグマや電磁波カイリューブリジュラスなど、サーフゴー以外で勝つ方法が分からないポケモンが多かった為使い続けていた。

しかし、炎オーガポンの増加やブリジュラスに鋼枠を取られるなど、環境の逆風により数を大きく減らしていた。

そのような環境でメガネサーフゴーを舐めた人が非常に多く、対面操作を絡めて相手を確実に破壊して2体以上余裕で持っていくことも多かった。
今期のメガネサーフゴーは本当に強かったと思う。

おうごんのからだという意味不明特性により、タイプに関係なく電磁波やどくどくを無効化出来てあくびもキノコのほうしも吹き飛ばしも何もかも無効。
電磁波エアスラ羽アンコ、電磁波渦羽アンコみたいなカイリューに一方的に強い。
キノガッサモロバレルにも有利サイクルを作れるし強すぎた。

悪ウーラオスと攻め、受けの両面で補完が完璧。ハチマキパオジアンにサイクルが成立したり悪ウーラオスが通らないフェアリーテラスタルに圧倒的に強かったりとにかく相性が良い。
悪ウーラオスが通らないならサーフゴーが通り、サーフゴーが通らないなら悪ウーラオスが通るという攻めの相性の良さがSVのテラスタル環境でも安定して勝てる為強い。


ウーラオスに後投げしてきたカイリューにサフゴ着地からテラスゴルラでワンパン、数的有利を確保して詰めるという何度も決めた最強のムーブがある。

このような、相手を超火力で無理矢理1体倒して数的有利の確保を行う中盤の崩しという役割を持たせていた。勿論、このポケモンの一貫を取りに行って勝つ試合もある。

火力が高すぎるのは勿論だが、このポケモンの本質は繰り出し性能の高さ。
耐性がありえないくらい強く、プラス耐久振りにより相手の技を低負担で受けられる。

主にカイリューに活きることが多く、様子見から型の判別、型次第ではそこから自分で処理することも出来る。
崩し枠なのに耐性、耐久数値が優秀で素の受け出しから着地させれるのが強すぎる。

初手のチョッキガチグマにも同じ動きで数的有利を取れる。H244D68振り以下のチョッキガチグマを等倍とんぼがえり+テラスゴルラで確定で倒せる。

高火力ポケモンに対して複数回サイクルを回すのが難しい現環境において、1サイクルで相手を倒せる性能は非常に強かった。


技構成はこの4つで完結していた。10まんボルトは変えても良いが、電気打点が純粋に優秀な為外す気にならない。

調整は今まで使っていたものよりCを大幅に上げてBを落とした。
チョッキガチグマ、CSブリジュラスを安定してワンパン出来るようになる為火力面は非常に満足だった。

素早さも十分だったが、物理耐久面はちょっと低く感じた。今までが高すぎたのだが、速いカイリュー地震に縛られやすくなったり扱いが難しかった。
とはいえ、最低限の耐久は確保出来ていた為体力管理に気を遣って頑張っていた。
わんぱくHB炎オーガポンのツタこんぼう程度なら確定で耐える。

テラスタイプは鋼で確定。タイプ受けが成立しない超火力で相手のサイクルを崩す。 

選出率2位、約8割。腐ることが絶対に無い。



ヘイラッシャ@たべのこし

わんぱくH252B132D124 てんねん どくテラスタル
実数値257-120-167-*-101-43 S個体値7
調整意図 臆病カミのムンフォのダメージが2減るライン
特化アカツキガチグマのテラスブラム確定耐え
特化ブリジュラスのステラエレクトロビームをてんねん込みで91.2%耐え
余りBで物理受けに必要な数値を確保
最遅カミツオロチ抜かれ トリル状態で最遅アカツキガチグマの上を取れる

ウェーブタックル ゆきなだれ あくび まもる

革命的クッション。実数値がおかしい。

今期の私は悪ウーラオス+サーフゴーを確定で、クッションとして最も優秀なポケモンを探す、というゲームをしていた。
HB滅び守るアシレーヌ、HBドヒドイデ、HBドオー、ママンボウなど色々考えたが誰も竜舞カイリューへのストッパーとなれず頭を抱えていた。
しかし、Dに振ったヘイラッシャなら天然で竜舞カイリューを完封出来てブーストハバタクカミや水ウーラオスにも強いことに気づいた。

これが本当に正解だった。あくびの対面操作、ウェーブタックルの高打点、積みへのストッパーなど全てが神。

あくび+まもるは択が無限に発生するが、相手視点で考えてみたりして相手の行動を読むことで択を合わせまくった。
嚙み合いが良かっただけな気はするが、とにかく私の択が冴えていた為ヘイラッシャが宇宙と化した。最強だった。

食べ残しがめちゃくちゃ強く、ウーラオスのとんぼがえりから出した際に受け出しのダメージを回復出来たりして偉い。ママンボウから出すグライオンのイメージ。

1試合で平気で7ターン以上は居座る為、かなりの量を回復出来る。
あくび連打で寝かせないなら無限に回復するし、寝かせるなら守ってアドを取る、という黄金ムーブも食べ残しがあるからこその動き。

SVでは積み+テラスタルの相性が良く、水ウーラオスカイリューといった積みエースを軸とした対面構築が多い。しかし、ヘイラッシャはそれらに異常なほど強く、選出段階で相手の軸を拒否出来る。その為、この環境のヘイラッシャはとても強かった。

トリルガチグマにも守る、あくびで妨害出来てイダイトウにも食べ残し込みでお墓参りを受けれて強く出れる。とにかく相手のエースとなるポケモンに強い。

また、D振りでブーストハバタクカミやアカツキガチグマにも強く出来た。
挑発にもウェーブタックルで殴れるし挑発がないならあくびで流せる。

ガチグマにも守るを絡めて強い。択ではあるが、ブラッドムーンを透かせる可能性があるのは偉い。

パオジアンは電気テラバや絶対零度がある為役割対象に数えていないが、電気テラバなら余裕をもって耐えるしテラバ無しの4ウェポンパオジアンも多かった為結構強めに動けた。

技構成は一致高打点のウェーブタックル、対面操作のあくび、あくび食べ残しと合わせて最強になれる守るまで確定。
最後にはカイリュー、トドロクツキを自分で殴れるゆきなだれを採用した。
地割れが嫌いなのも大きかったが、ゆきなだれで重い身代わりトドロクツキに勝てるのが偉すぎる。

ねむるを採用して身代わりウーラオスなどにTODを狙うルートもあったが、2ターンのラグが大きいのとトドロクツキに薄くなるのが嫌だった。
トドロクツキに当たる回数とねむるが欲しい場面どっちのほうが多かったかは難しい。

正直なところ、終盤になってゆきなだれとねむるを変えるのが怖かった。
ここは反省点で、構築を改善するならまずはここからだと思う。

調整はこれで良かった。Sを落としたのが大正解でした。

テラスタイプはフェアリー、草半減の炎・鋼・毒から選択だが、ウーラオスの格闘技が半減・ステロが等倍・テラス後に炎オーガポンに弱点をつかれないなどの点で毒に。

毒びし回収や毒無効はあまり活かせなかったが、十分に強かった。この数値でテラスタルして耐性を都合よく変えれるのはおかしいと思う。

選出率3位、約4割。悪ウーラオス、サーフゴー以外のポケモンとのシナジーが薄かったが、軸の2体との相性が神だった為問題なし。




ランドロスとつげきチョッキ


ゆうかんH244A4B4C4D252 いかく ほのおテラスタル
実数値195-182-111-126-132-97 S個体値25
調整意図 特化メガネカミのムンフォ97.2%2耐え
特化カイリューのスケショ9発を威嚇込みで99%耐え
硬めのスカーフサーフゴーを倒せる、B4水ウーラオスをツーパン出来るくらい
ミラー抜かれ抜かれ4振りライコ抜き S-1最速カイリュー抜き

じしん とんぼがえり がんせきふうじ くさむすび

すごいクッション。威嚇込みで物理も見れる為多くの相手に有利。
このポケモンは過去に何度も記事で解説しているのと、単体考察記事も出したので詳しく知りたい方はそちらもよろしくお願いします。

この構築においてはカミ、ガチグマ、ランド、ライコ受けとして重宝した。
特にランドロスに対して後投げ出来る駒が貴重だった為、ランド入りにはほぼ選出していた。

クリアチャームカイリューはかなり減ったしこちらもケアするので今期は1度も負けなかった。氷テラバはかなりきつい。ライコ、ブリジュラス、ランドロスから撃たれると相当不利。格闘、鋼が抜群なので即負けとはならないが大体は負ける。

技構成はくさむすびをあまり撃たなかった為変えても良かったかもしれない。
地割れ、アームハンマー、大地の力が候補だがくさむすびがないとガチグマ、ディンルーに選出してもあまり強くない為切れなかった。入れるなら大地の力でした。

調整は今までなまいきのHBD振りだったが、本構築では物理を受けてもらうというより1回威嚇を撒いてもらう程度だった為B振りが腐っていたこと、火力の無さからHBウルガモスに炎テラス地震を連打しても押し切れないこと、水ウーラオスに2回後投げを許すことが気になった為、思い切ってゆうかんにしてみた。

変えたのが30日のお昼なのであんまり活きなかったが、アシレーヌを大きく削れたり重い毒テラスタルディンルーへの遂行速度が上がったりするので正解だったはず。

ランドロスに後投げして下からとんぼがえりを撃つ為にS個体値を落とした。
実数値97となり、ミラーは2ヶ月間全て下から撃てた。
この調整が流行りだしたらまた下げることになる。ライコ抜かれでもいいと思う。

単体考察記事にも書いた通り、今まではチョッキランドロスはなまいきしかありえないと思っていたが記事を見てもらった意見を聞いてからゆうかんも強そうだな、と思えたしそのおかげで実際に採用することになった。
やはり他のプレイヤーの意見を聞けるのは非常に有益、本当にありがたいです。今後も色んな方と意見交換をしていきたいと思った。

テラスタイプは鋼だったが、炎オーガポン、イーユイ、ウルガモスが重すぎた為炎に変えた。ライコ、ブリジュラス、岩ポンへの耐性を失ったがパオカミサフゴへの耐性を残して炎タイプに強く出来るのが偉すぎた。この変更で多くの試合を拾った。

選出率4位、約4割。単体性能も低くない為もっと出していいくらい。




タケルライコ@オボンのみ

ひかえめH228B20C116D52S92 こだいかっせい フェアリーテラスタル
実数値229-*-114-189-116-107
調整意図 臆病ツツミのフリドラオボン込みで99.6%2耐え
特化ウーラオスのインファオボン込みで確定2耐え
4振りブリジュラス抜き 余りCなるべく高く

10まんボルト りゅうせいぐん じんらい ボルトチェンジ 

殴れるクッションみたいなポケモン。数値も耐性も強い。

水ウーラオスに強い枠として出せるし、数値が高い為テラスタルを使えばほとんどの相手と殴り合える為腐りにくかった。
対面操作クッションになれて先制技でのスイープ、最後っ屁の削り、流星群での高火力の崩しまでこなすので色んな動きが出来た。

炎、水のオーガポンに強いのもgood。下からのボルチェンで宿り木を切れたり悪ウーラオス圏内に入れたり出来る。

地味に電磁波無効でHB系のカイリューサフゴにも強め。

技構成は一致打点の10まんボルトと火力重視の流星群、対面操作のボルチェンと先制技の迅雷で完結していた。あまりテラスタルを切らないのでテラバはいらないし、他に欲しい技も無かった。

調整についてだが、この構築においては特定の相手へのメタとなれる対面操作クッションという役割なので耐久に厚くした。CSもそこそこ上げているが、単体性能が落ちるのが嫌だったのでこれで良い。
Sは遅いカイリューサフゴと重い水ロトムを抜けるライン。これ以上上げても過剰だし役割対象にはちゃんと先制できた。

テラスタイプは両ウーラオスに厚く出来てドラゴンに強くなり、純粋に耐性が強いフェアリーとした。フェアリータイプで数値が高い対面操作クッションになると尋常じゃないくらい性能が高くなる。

選出率6位、約1割。出す機会があんまり無いが、出した試合はよく活躍してくれた。




みずオーガポン@いどのめん

ようきH252A4B116D84S52 ちょすい-おもかげやどし みずテラスタル
実数値187-141-119-*-127-150
調整意図 特化パングロラオスのドレパン確定2耐え
臆病カミのムンフォ98.8%2耐え 最速サーフゴー、準速ウーラオス抜き

ツタこんぼう やどりぎのタネ みがわり こうごうせい

受け対策だが、汎用性が高く普通の構築にも出せる。

ディンカイサフゴ系統に出せばほとんどイージーウィンを取れた。ウーラサフゴ水ポンのサイクルでぼこぼこに出来る。

キョジオーンには大体選出した。取り巻きにオーガポンがいる時は苦しい為ライコと合わせて出すと良い。宿り木で削りつつ裏の圏内に入れても良いが、大体水ポンでTODの判定勝ちを狙っていた。受け構築に対して逆にTODを狙うのがマイブーム。

ガチグマ、イーユイにテラスタルを絡めて強いのが本当に偉かった。
テラス後のD上昇と水の耐性、宿り木光合成のサイクル性能など独特な性能だった。

ガチグマが受かるのは勿論イーユイに対して悪ウーラオスと合わせてめちゃくちゃ強い。イーユイが重いことに悩まされていたが、水ポンの選出率を上げてから全然困らなくなった。

他にもHB電磁波のブリジュラスやサーフゴー、アシレーヌやハバタクカミにも強いし便利すぎた。水ポン1体で勝つことすらある。
苦手なカイリューにも宿り木を入れてサーフゴー引きで強く出れるし隙が無い。

強いて言えば草タイプとミラーに弱すぎるのが気になった。草タイプ入りにはあんまり出せなかった。ここはしょうがない。


あと、キノコのほうしを使ったドーブルバトンが増えていたが、ウーラオスのとんぼがえりから水ポンを着地させてツタこんぼうを押せばイージーウィンを取れた。
ムラっけでSを上げられると小さくなる運ゲーが始まるが、ニードルガードが無い限りその動きが決まる確率は非常に低い。
その後はTODするなり一貫作って崩すなりで勝てる。サーフゴーはドーブルより遅い為この動きは水ポンにしか出来なかった。


技構成は一致打点のツタこんぼう、回復と定数ダメージの宿り木、様子見や塩漬け、電磁波の回避が出来る身代わり、受けを成立させる光合成で確定。

ウッドホーンが欲しいことも多いが、水ウーラオスには宿り木から光合成連打やサーフゴー引きで間に合う為切って問題なし。

身代わりが本当に偉く、受けループやトリルガチグマにも活きる最高の技。電磁波を避けてアドを取れたり、一部の相手は身代わりに何も出来ず降参してきた。

ツタこんぼうも持ち物のお面補正でそこそこの火力が出て偉い。イーユイやカミへの遂行技で、宿り木受けのサーフゴーを大きく削ってなんならテラス切って返り討ちに出来る。強すぎた。

調整は最速グライオン抜きまで速くしても良かったが、グライオンが減っていたのと耐久が足りなくなる為これで使い通した。速いグライオンは悪ウーラオスでゴリ押していた。


テラスタイプは水しかない。耐性変化というよりD上昇を目的に使うのでかなり独特の使用感だったが、慣れるとめちゃくちゃ強く使えた。

選出率5位、約3割。一部の構築へのメタとして採用したが、終盤はこのポケモンへの信頼が厚くなり色んな構築に出せるようになった。

語ることの多い最高の補完。今期の隠れMVPです。もっと増えていい。



選出パターン



ウーラサフゴラッシャ
基本選出。4割はこれ。
ウーラオスで様子見しながらサーフゴーで崩し、数的有利を取ってラッシャで詰める。

ウーラサフゴランド
ウーラオスのいないスタンパやライコカイナ入り、イエカシラニューラにする。
基本的な勝ちパターンは上記と同様。

ウーラライコランドorサフゴ
ツツミ入り、ライコラオスの並びなどに。

水ポンウーラランドorサフゴ
イーユイ入りにはなるべくこれ。初手テラスからイーユイに有利サイクルを形成する。

ウーラ水ポンライコ
主にキョジオーン系統に。数的有利からの水ポンでのTODが強い。

ウーラサフゴ水ポン
ディンカイサフゴパオカミラオスなどに。水ウーラオスが若干重いが、水ポンサフゴを絡めて雰囲気で見る。ほとんどディンカイサフゴorパオカミ@1しか出されない。

ウーラ水ポンランド
純正受けループ、キョジカミランラオスなどに。
受け2枚サイクルになるが、宿り木の定数ととんぼがえりの対面操作でウーラ、水ポンの一貫を取りに行くのが強い為良い。受けループには地割れ1発被弾以外大体勝てる。


余程のことが無い限りこれらの中から選ぶ。
意識することとして、

・ラッシャ、ランドは同時選出しない。
定数ダメージの無い受け2サイクルは相手を倒せない。

・ウーラオス入りにはラッシャライコ水ポンのどれかを絶対選出
選出抑制はしているが、出てこないとは言えない為対策する。

・パオジアン入りには初手ウーラオス+サフゴorラッシャ確定
何があっても出す。ほぼ出てくる。

これらが挙げられる。基本は選出段階で割り切ることはせず、全対応を目指しに行く。

本当にどうしても全対応が出来ない、選出択になる、という相手には構築の見た目から中身を予想して、一番してくる可能性の高い選出を予想してそこに合わせる。

ラッシャライコなど選出圧力の高いポケモンが多い為選出の予想がしやすい。



立ち回り


環境ポケモンへの動きを書いていく。
・初手カイリュー
基本悪ウーラオスから入る為、とんぼがえりを押す。
スケショ・けたぐり・エアスラ・げきりん・電磁波全てにサーフゴー引きで対応。

スケショ以外の場合テラスゴルラを押して破壊する。
スケショの場合地震ケアでラッシャ引きから動く。

後発カイリューは拘った技にもよるが、基本似た動きをする。

・初手パオジアン
とんぼがえりからサフゴ引き、またはラッシャ引き。
つらら落とし・聖なる剣・交代のいずれかである為全対応出来る。

次は悪技・つらら落とし・絶対零度・電気テラバ・交代のためウーラオスに交代。
つらら落とし+氷のつぶてを耐えてとんぼ返り、暗黒強打で倒せる。

電気テラスオボンでも同じ動きで良い。大体つらら落としから入ってきます。
その場合テラス暗黒強打でないと耐えられることがある為注意。

ラッシャから出した場合は守るからウェーブタックルでも良い。

・初手ハバタクカミ
ブエナS上昇の場合、ランドラッシャ引きで対応する。

そうでない場合はタスキ・ジャポ・メガネ・スカーフなのだが、
相手の構築を見てスタンパであれば拘りをケアせず、とんぼがえりからランドラッシャ引きで対応。

クッションがいるサイクルが可能な見た目の場合拘りをケアする。
素引きからサフゴで型を特定して、メガネなら居座り。
メガネじゃない場合はテラスゴルラか悪ウーラオス素引き、ランドラッシャがいるならそれらに引く。

回りくどい対応をさせられる上ある程度割り切る必要もあるためそこそこ不利。
これでも高めの勝率を確保出来た為よしとします。

・初手ガチグマ
悪ウーラオスからとんぼがえり、サーフゴー引き。
サーフゴーのテラスゴルラでチョッキでもワンパン。ただ、ここで毒テラスタルをされるととんぼがえりが半減になって乱数となる。チョッキ毒テラスタルが少なかったのと、乱数とはいえ有利乱数であることがほとんど。今期は全部ワンパンした。

ここで大地が飛んでくると無理だが、ランドロスがいる為ブラム、欠伸以外撃たれなかったです。

サーフゴーがいない時はランドロス引きする。毒テラスタルなら地震、テラスしなければくさむすび。こちらでもそこそこ勝てた。


主にはこのような動きで良い。とんぼがえりを押さず殴って数的有利を取ることもあるので、そこの判断が重要だった。




重い相手



・HB振りメガネハバタクカミ
サーフゴーがテラスムンフォ2回で倒されるのとフェアリーテラスされるとウーラが倒せないので不利。構築を見てメガネぽいと思えたら頑張れる。

アシレーヌ
サーフゴー引きにムンフォCダウン、クイタンなどを合わせられるときつい。

・エレクトロビームブリジュラス
サーフゴーが倒される。これが重いの普通に欠陥だが、エレクトロビーム以外には完勝なのと減少傾向にあったので割り切った。終盤あんまりいなかったのと、出てくるときは大体後発なのでラッシャが頑張ってくれた。

・キラフロル
毒びしやばすぎ。ランドに大地採用も検討したがスペースが無かったのとテラス切られると気まずい、削れたキラフロルを残す動きの人が多かったなどの理由で無し。

・コノヨザル
タスキ・スカーフ・チョッキ・電気玉全てきつい。真空波もやばい。

エンテイ
威嚇無効、聖なる炎の火傷でウーラランドラッシャに強い為重い。

・ドドゲザン
全シーズン重いです。負けん気、ハサミギロチンなどサイクル破壊性能が高すぎる。

・チョッキイイネイヌ
ランドロスが番犬れいとうパンチで倒される、悪ウーラオスの一致技両半減、サーフゴーにはたきおとすがあり、ヘイラッシャにはどくのくさりで猛毒に出来る。
最強ポケモンでした。本当にやばい。

・イーユイ+草タイプ
主にバレルイーユイ。水ポンで勝てないのがきつい。ランドを炎テラスにしてからはマシになった。

・ドヒド受けループ
水ポン、悪ウーラオスで崩す為ドヒドイデが出てくるときつい。
ラッシャ、ライコがいるのを見てグライオンを投げる人しかいない。

ランドロス出した時の氷テラバ持ち
ブリジュラス、ライコ、ランドのこと。数的不利をとって厳しい。

・読めないスカーフ持ち
最速スカーフイエッサンにマジシャで悪ウーラ倒されて怒ってた。ラティアス、化身ランドロス辺りがきつい。




構築のアピールポイント



・パワーを落とさず電磁波、一撃技を拒否する
サーフゴー、ランドロス、タケルライコによる電磁波の無効化。
ヘイラッシャの守る、水オーガポンの身代わりによる電磁波の回避。
悪ウーラオス+クッションの並びによる零度パオの拒否。

このように、今期は下振れを全力で拒否した。実際、今期は運負けする試合はかなり少なかった。絶対零度は1回撃たれる隙があるが、70%で勝って30%で負けたので満足です。当たっても別に負けるわけでも無かった。

ランドロス、ディンルーの地割れもこちらがランドロスを用意することで無効化出来た。あんまり撃たれなかったが、もし撃たれても基本ランドロスを後投げしているため問題なし。


・運要素に頼らない
電磁波や一撃必殺を一切採用していない。タケルライコも放電ではなく10まんボルトで採用しており、運で拾う試合は少ない。

偉い=強いではないのは分かっているが、私自身が運要素を非常に嫌っており、そういった運要素に頼ることをよく思わない。

運で勝っても嬉しくないし、順当な勝利を求めている。
その結果上振れで拾う試合がほとんど無くなったが、下振れもそこまで起きない構築となった為問題ないと思った。
自分好みな順当に勝てる攻めサイクルを組めた為かなり気に入っている。

だが、終盤は有効急所、技かわしなどの運勝ちが多かった。
これに関してはどうしようもなかった。勝ち試合で降参を押すのは絶対に違うし、ごめんなさいと言いながら勝っていた。本当にすみませんでした。

・命中安定の基本選出
ウーラサフゴラッシャランドが命中安定で固められている。
ランドの岩石封じ、ライコの流星群、水ポンの宿り木が命中不安だが、全て90%以上の命中率。
勿論これらの技を外して負けることもあったが、補完枠である為選出率はそこまで高くない。よって、技外しで負ける試合はほんの一部だった。

・苦手な相手の選出抑制
ウーラサフゴラッシャ選出の際に水ウーラオスが出てくるのはあまり嬉しくない。
しかし、水ポン・ライコ・ラッシャという水ウーラオスに非常に厚いメンツとなっており、被選出率を落とすことが出来た。

勿論、出てきてもラッシャで寝かしつつ削って悪ウーラオス圏内に押し込んだりサーフゴーで処理したりで勝てる為安定している。
何故出てきたら嫌なのかというと、身代わりにラッシャが弱い、ハチマキにサイクルを破壊される、最速起きされるときつい、これらがあるから。

しかし被選出率を落とすことでこれらの負けパターンを大きく減らすことが出来た。
出てきても勝てるがあまり嬉しくない相手に選出圧力をかける、というのが強かった。

これは普段親しくさせて頂いているラクダさんから聞いたもの。今まで自分が考えていた選出誘導が間違っていたことに気づけたのが大きすぎる。

・メガネサーフゴーの選出率
今の環境では電磁波カイリューブリジュラス、アカツキガチグマなどサーフゴー以外にテンポを取れるポケモンが少ないポケモンが多い。その上、カイリューは選出段階で判別出来ない為身代わりやラムなどのピンポイントな対策は通用しない。
しかし、サーフゴーはアタッカーカイリューや炎オーガポンなどにケアが効かず、結果として選出率を高く出来ない。

そこで、今期はメガネサーフゴーを基本選出に組み込んだサイクル構築を作ることを目標に取り組んでいた。
相方として悪ウーラオス、クッションとしてヘイラッシャ、ランドロスを採用することで見事この目標を達成出来て、サーフゴーの選出率が8割越えとなった。

結果、電磁波カイリューブリジュラスやアカツキガチグマに基本選出で勝てるサイクル構築を作ることに成功した。今期勝てた要因として非常に大きい。



振り返り


この2ヶ月、本当によく頑張った。毎日必死で考察と実践を繰り返し、あれもだめ、これもだめ、下振れが酷い、このポケモンがどうしようもない、そんなことを繰り返していた。それでも諦めずに真剣に考え、やっとの思いで出来たのがこの構築。

全てがうまくいき、負け試合もプレイング次第で拾えるものばかり。
要求されるプレイングのレベルが非常に高く難しい構築だったが、自分好みな構築でこの環境でも通用する構築を組めたことにただただ嬉しく思っていた。

その勢いで29日に2ロム19を達成。なんなら2ロム1970に乗り自己最高レートを更新。
30日、爆勝ちで念願のレート2000を達成。その後すぐにサブも2000に乗った。
その日の夜は運に恵まれ1ロム2022まで上がった。

迎えた最終日、信じられない程の上振れでレート2054を達成。自己最高レートを大きく更新することに成功した。これ以上の運勝ちが嫌だった為撤退。

終盤の上振れは対戦相手に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだが、運に恵まれて良かった、報われて良かったという気持ちも大きかった。

今はただ、安心している。もう駄目なんじゃないかと思っていたので、このような結果を残せて本当に嬉しい。応援してくださった方々には本当に頭が上がらない。

今まで自分の憧れだったレート2000越えだが、いざ自分がその立場になるとあまり実感が湧かない。自分のレート2000は間違いなく上振れだが、今まで頑張ってきた結果だと考えると少し自分を褒めてもよいのかな、なんて思った。

それでも、今後も謙虚に真剣に、自分なりに頑張っていこうと思います。
目標を大きく越える結果となった為次の目標が難しいが、ひとまずレート2000をもう一度取りたい。そして、いつかはレート2100を達成してみたい。

皆さん、今後ともよろしくお願いします!!


スペシャルサンクス

・ここまで読んでくださった方々
14000字もお疲れ様でした、ありがとうございました!
何かの参考になればなと思います。

・もろだよさん (@morodayopoke)
私がS12に出した悪ウーラオス入り構築を気に入ってくださり、何千という試合を私の構築でこなしてくださったすごい方。
discordを交換して沢山喋ったりして、めちゃくちゃモチベが上がりました。
応援も沢山してくれて本当に嬉しかった。ありがとう。

ラクダさん (@FUNFUNPOKE)
選出誘導のやり方、強さを正しく説明してくださったり、20達成後そこから潜る勇気をくださった方。去年の8月頃から親しくしてもらっていて、色んな話を聞かせてくれているのでこの方無しではこの結果は出せなかった。
本当に感謝してます!

・応援してくださった皆さん
励みになりました、本当にありがとうございました!!今後も頑張るのでよろしくお願いします!🙌



チョッキランドロス単体考察


可愛い

初めに
こんにちは、あいすと申します。今回は以前より作りたいと思っていたチョッキランドロスの単体考察の記事です。かなり長いですが、読んでもらえると嬉しいです!
読む前の注意事項として

・筆者はポケモン対戦が弱い
言語化が下手、語彙力が低い

この2点は注意してもらいたいです。一応チョッキランドロス自体はS12~16の間ずっと使用しているため、練度はそこそこあると思います。
弱いプレイヤーの意見なんかどうでもいい、という方はブラウザバック推奨です。

早速この記事の存在意義が危ういですが、1個人の意見としてそういう考えもあるか、くらいに思って頂ければなと。よろしくお願いします。

目次

 




役割や強みについて

チョッキランドロスって誰に強いの?何をするポケモンなの?という点について。
普段からランドロスを使っている人は飛ばして頂いて構いません。
このポケモンは両受けの後発クッションで、一番の役割対象はSブーストハバタクカミです。主にサイクル構築に入るポケモン

岩石封じor地ならし+とんぼがえりを採用していると、
こちらのスカーフウーラオスとSブーストハバタクカミの対面
自分          相手
ランド引き       ムンフォ
岩石封じor地ならし   ムンフォ
とんぼがえり      ムンフォ
ウーラ着地、こちらが上を取っているためワンパン。

臆病ハバタクカミのムンフォを3回耐える為、このような動きが可能。
甘えるや電磁波でも対応可能で、まさに全対応といえる。
フェアリーテラスタルを切られるとランドロスが倒されるが、最低でもSを下げて退場出来るのでハバタクカミの処理は確実に可能。
勿論、相手が引くならSブーストは消える為スカーフで縛れる。

基本的にはこのようにこちらのスカーフ持ちと合わせ、味方の補助をするポケモン
S操作や後攻対面操作、様子見などサイクルの潤滑油のような存在です。

また、このポケモンの偉いところとして
クッションでありながら最低限の攻撃性能がある
これが大きいと思います。純粋にA145からのタイプ一致地震は強いです。
主に活きるのは、

・ハバタクカミが甘えるを持っていない場合自分で処理出来る
・サーフゴー、ブリジュラス、タケルライコ、イーユイに一致弱点を付ける
・環境に多い毒テラスのアカツキガチグマやディンルーに大きなダメージを与えられる

これらだと思います。偉すぎる。
特に毒テラスタルの高耐久ポケモンに一致弱点を付けるのが偉くて、構築によっては選出の3体全員が弱点を付けず詰まされることもあると思う。
しかし、ランドロスをクッションとして採用しておけばそのような詰まされる展開を避けられる。
地面タイプは攻撃面でも非常に優秀な為、多くの相手にテラスタルを強要させるor弱点をついて処理ということが可能。

あと、カミカイリューサフゴブリジュラスといった環境に多い電磁波ポケモン全員にある程度強い顔をしており、電磁波をタイプで無効化出来るので電磁波の拒否まで可能。
地面と電気が無効など、耐性も非常に優秀である。


これらのことから、
ブーストハバタクカミにありえないくらい強く最低限の攻撃性能を持ち、電磁波無効かつ浮いている等優秀な耐性まで持つ強力なクッション
ということが分かると思う。


環境ポケモンとの有利不利の関係も書いていく。1体ずつ解説しているとキリが無いので、ここは簡潔に書きます。

有利 ハバタクカミ アカツキガチグマ サーフゴー ブリジュラス ランドロス
タケルライコ オオニューラ テツノカイナ ガブリアス ヒードラン テツノドクガ
毒テラスディンルー 鋼テラスカイリュー Bの薄いアシレーヌ

微有利 イーユイ ハッサム ディンルー ラティオス ラティアス
キラフロル エンテイ ドラパルト テツノカシラ

不利 両ウーラオス パオジアン 水オーガポン テツノツツミ イダイトウ
ママンボウ グライオン アローラキュウコン コノヨザル ポリゴン2

微妙な相手 炎、岩オーガポン カイリュー ウルガモス トドロクツキ

有利不利の基準は対面勝てるか、役割を持てるか、テラス強要が出来るか等。
ウーラオス、パオジアンに隙を見せすぎるが、環境ポケモンの多くに有利といえる。


調整案

D補正案
1なまいきH244A28B76C4D156 タケルライコを抜きたいならしんちょう
実数値195-169-120-126-132-99 ミラー意識でS個体値落としても可

特化カイリューのスケショ10発を威嚇込みで99%耐え
特化カイリューのタイプ強化飛行テラバを威嚇込みで2連最高乱数以外2耐え
特化メガネカミのムンフォ97.2%2耐え
地震で無振りカミを87.5%でワンパン
無振りカイリュー抜かれ

筆者が愛用している調整。S個体値25で実数値97にして使っています。
端数のCはくさむすびを採用しない場合不要。
物理、特殊両面を見るため両方に振っています。
Aは無振りでも良いが、無振りカミをワンパンするシーンがたまにある為この調整。

2なまいきH244A4B4C4D252 端数のC、下降補正をかける箇所は上記と同様に。
実数値195-166-112-126-145-99

おくびょうハバタクカミの氷テラバ確定耐え
特化ガチグマのブラッドムーン2回+真空波を確定耐え
特化ガチグマのテラスブラッドムーン+テラスハイボ+真空波77.15%耐え

HDに厚い調整。上記のダメージ計算の通り、ガチグマに対して厚く出来る。

これら2つの調整はHPを実数値195にしているが、総合耐久を上げるなら196が最も硬くなる。HPが奇数か偶数かの違いで、ここに関しては好みで良いと思います。

A補正案
3ゆうかんH212A44D252 いじっぱりでも良い。
実数値191-188-110-125-132-99

H16n-1 A11nを満たすライン
特化カミのムンフォ85%3耐え(タスキカミ意識)
地震で無振りウーラオスに50%入る
H244B4振りのサーフゴーを地震で68.75%でワンパン

Aを高くする調整。耐久に振る努力値が少なくなるが、交代先への負荷をかけれる。
HD方面は十分足りている為、アタッカー性能を持たせたいならこの調整。
くさむすび採用の場合はH212A36B4C4D252にすると良いかも。

4ゆうかんH244A116B4C4D140 端数のCやSの下降補正は上記と同様に
実数値195-198-111-126-118-99

特化ガチグマのブラム+ハイボ+真空波を確定耐え
臆病C252ハバタクカミのムンフォを83.84%3耐え
地震でH252B4振りのサーフゴーを確定一発
地震でH252B116振りまでのオーガポンを等倍で確定2発

火力がかなり高い調整。耐久にやや不安が残るが、最低限の耐久を持つ。
ここまで振るならブーストハバタクカミは自分で倒した方が良い。
HPを196にするか、Cに振るかなどは上記と同様に判断。

主にこの4つの調整が主流だと思う。Sに振ったりBに振ったり、まだまだ色んなパターンがあると思うが、基本的には使おうと思うならこの4つから選ぶと良い。

問題なのは この4つの調整、どれが一番強いのか。

なまいきかしんちょうか、ゆうかんかいじっぱりかまで合わせれば8つ。
やはり、私としては愛用していることもあり1の調整を推したい。

個人的にチョッキランドロスはAがそこまで必要でないと思っており、あくまでも後攻対面操作やS操作によるエースの補助がメインだと思う。

その為、私としてはAに補正をかけるのはあまり好きではない。
勿論、A補正でも耐久は十分なため火力による相手への負荷の大きさは優秀だが、その分を耐久に回した対面操作クッションの性能を上げたいと思っている。


極論だが、ママンボウのAに努力値や性格補正を割かないよねという話。

ランドロスの攻撃性能について語っておいてなんだ、と思うでしょうがこれはAに努力値をそこまで割いていなくても持っている性能である為、それ以上に攻撃性能を上げる必要は無いのではないか、という主張です。
私がこの記事を公開した一番の理由が、このAをどこまで上げるのか、Aに補正をかけるメリットは何か、について意見が欲しいからです。

この記事を読んでくれたあなたにも、是非これに関しての意見を伺いたいです。
構築によるだろ、と言われたらそうかもですが私としてはどのような構築ならAに厚い調整が最適であると判断されるのかも知りたい。
些細な意見でも構いません、よろしくお願いします。

Dに補正をかける1と2の調整どちらが良いかと言われると分からない。
意外と物理を受けるシーンも多いので、必要なDを確保してBに振った1の調整が好みで、A振り28振りも偉いと思っている。
HDに特化するのは若干過剰かな、と思うのでBにも少し振るのを勧める。

Sラインについても少し。
私はカイリューとミラーの下からとんぼがえりを撃てる実数値97が好みですが、タケルライコの上を取りたいというのも分かる。
ラインごとに書いていく。

204振り実数値137 準速サフゴ抜き S-1パオカミ抜き 遅い中速帯を抜ける。
132振り実数値128 準速タケルライコ抜き 4振りオーガポン等の上も取れる。
92振り実数値123 準速キノガッサ抜き 上からとんぼでタスキを割れる。
60振り実数値119 S-1オーガポン抜き 岩石で大きく仕事が出来る。
28振り実数値115 最速アカツキガチグマ抜き 最速タスキ意識。
無振り実数値111 特に何も意識しない調整。
以下全て下降補正
無振り実数値99 無振りカイリュー抜かれ S-1準速ミミッキュ抜き
個体値25実数値97 下降補正ランド-2 4振りライコ抜き S-1カイリュー抜き
個体値18実数値94 無振りライコ抜かれ テラスさせて逃げる。
個体値7実数値89 無振りチオンジェンと下降補正カイリュー(両刀など)抜かれ 
個体値0実数値86 最遅。ミラー絶対に下を取りたいときの調整。

恐らくこうなると思う。Sに性格補正をかけるのは多分無し。
どれも有用な為、調整の幅は無限と言っても良い。



技構成について


確定欄 じしん とんぼがえり がんせきふうじorじならし

選択欄 優先度の高い順に
S くさむすび じわれ
A テラバースト うちおとす だいちのちから
B ストーンエッジ アームハンマー 
C 入れなかった方の素早さ操作技 すなじごく かわらわり

サイクル構築で採用されるチョッキランドロスはこうなるはず。
じしん、とんぼがえりは問答無用で確定、素早さ操作はどちらか選択。

がんせきふうじが無効タイプの無い技として人気な印象。じならしの利点としてはハバタクカミへのダメージが大きい、命中安定辺りだろうか。
飛行テラストドロクツキやラティ系、カイリューに通るのが優秀な為私としては岩石封じを推したい。構築によってはじならしも十分に採用候補。

以下、上から順番に選択欄の考察。

くさむすび
筆者はこちらを採用している。カバルドン・ヘイラッシャ・ディンルー・水ウーラオスへの大きな打点になり、アカツキガチグマへの遂行技ともなる。

ディンルー、ガチグマへの役割を遂行する技として個人的には外したくない。
最近はメジャーになってきて読まれやすいものの、十分に刺さる技。

じわれ
最近はこちらが多く採用されている印象。ディンルー、ガチグマへの遂行技になれるという意見もあるが、どうしても運頼りになるのが好ましくない。

しかし、テラスしたカイリューやタケルライコといった面倒なポケモンや、ママンボウ、キョジオーン、ヘイラッシャ、ポリゴン2、HBカイリューなどの耐久ポケモンに撃って試合を終わらせられるのは確かに優秀である。

ランドロス自身耐久が非常に高い為、十分に試行回数を稼げる相手も多く、そうでない相手にも1回撃てば30%で破壊出来る。

私としてはガチグマに役割を持てなくなるのが厳しいと感じる。ガチグマにじわれを撃つプレイヤーが多いようだが、一般的なガチグマに対しては2回しか撃てず、その場合当たる確率は51%。撃つ側が有利な確率とはいえ、流石に低く感じてしまう。

予想ではあるが、じわれ採用の場合素のガチグマへの役割をあまり期待していないのかもしれない。毒テラスタル後のガチグマには地震で良い、そうでない場合他で見るorじわれを当てる、という考え方なんだと思う。

それなら確かに納得かもしれない。ただ、やはり運任せ感が強く私としては採用したくないと思ってしまう。対ガチグマを意識しないとしても、ガチグマにはなるべく厚くしたいでしょうとも思う。正直ここは好みなのかなぁ、と思います。

テラバースト
これはテラスタイプにもよる。テラスタイプの考察は後にするが、基本的にこのポケモンは守りのためにテラスタルを使う為テラバ以外の需要が無いものは除外。

鋼 ハバタクカミ、アロキュウ、有象無象のフェアリーテラスへ
フェアリー カイリュー、ウーラオス、ラティ系統へ
炎 ハッサム、アロキュウへ
電気 水ウーラオスアシレーヌ、水飛行テラスのサーフゴー、その他水タイプへ
氷 カイリューランドロス、ガチグマ、ラティ系統、その他草タイプへ

これらだろうか。どれも役割破壊としての採用になると思う。
他よりも優先順位が高いかは一概には言えないが、構築単位で重い相手に一矢報いることが出来る為、採用しておくと勝ちパターンが大きく広がる。

うちおとす
鋼テラスしたラティ系統、アーマーガア、サンダー、ランドロス地震を当てたりすることが出来る。
読まれにくく、簡単に有利不利を覆せる為こちらも役割破壊として採用することになる。

ピンポイントな上威力が低い為、汎用性を損ねる点には注意。

だいちのちから
かなり異端だが、個人的にかなり熱い技。
主な撃ち先はブリジュラス、キラフロル、キョジオーンなど。

ブリジュラスは現在持久力や鉄壁を絡めた要塞型が多いが、そこに対して電磁波無効、ボディプレス半減で一致弱点を付ける為タイプ上は有利。
しかし、フェアリーテラスタルをされると従来のランドロスでは突破出来ない。
そこで、特殊技であるだいちのちからを使うことで突破が可能。
選出や試合展開によってはブリジュラス1体で詰みかねない為、ランドロスで処理出来るとなると非常に楽になる。

また、キラフロルのどくげしょうを発動させることなく倒すことも可能。
これもそこそこ大きくて、純粋なサイクル構築は毒びしに弱い。
だが、だいちのちからは特殊技である為どくげしょうが発動しない。
チョッキランドロスはキラフロルとの殴り合いで非常に有利なので、それに加えてどくげしょうまで対策出来るとなると非常に強く出られる。

キョジオーンは毒テラスタルの鉄壁、呪い持ちが存在しておりそこに対してだいちのちからが大きく刺さる。
ランク補正に関わらず、HBキョジオーンならじしんよりもダメージが大きくなる。

主にこの3体に対して活きる。あまり見ないが、もっと増えても良いと思う。
Cに下降補正をかけると火力が無いので、採用する際はなまいきかゆうかんが良い。

ストーンエッジ
カイリュー、アロキュウに刺す技。

チョッキランドロスカイリューに打点が無い為、起点にされることもあるがそこに大きな打点となり突破、もしくはテラスタルの強要を出来る。
A実数値が198あるランドロスなら、H244B4のマルスカイリューストーンエッジ2回で98.82%で落とせる。Aに補正をかける際のサブウェポンとして優秀。

アームハンマー
主にノーマルテラスタルのガチグマ、カイリューへの打点。

追加効果のSダウンが面白く、S実数値111(下降補正無し無振り)の場合一段階ダウンで実数値74となり、受けループのハピナスの下を取れるようになる為交代読みとんぼがえりが裏目にならない。

S実数値99(下降補正あり無振り)の場合一段階ダウンで実数値66となり、無振りカバルドンや最遅チオンジェン(?)の下からとんぼがえりを出来る。

下降補正をかけて個体値を21にした実数値95の場合、一段階ダウンで実数値63となり、最遅アーマーガアの下からとんぼがえりを撃てる。

活きるかは怪しいが、追加効果により後攻とんぼがえりを撃てる範囲が広がる。
技範囲が被るが、威力が高い為ピンポイントな打点として採用出来る。

A実数値198の場合、H244B4振りのアカツキガチグマに対してアームハンマーで92.57%の乱数2発となる。
H244B4振りのノマテラマルスカイリューも98.82%の乱数2発となる。
採用する場合はこのラインにしたいと思う。

入れなかった方の素早さ操作技
がんせきふうじ、じならしの両採用となる。

両採用のメリットはあまり無いが、S操作の役割を重く見るなら採用も視野。
基本的には無効タイプの無いがんせきふうじ1つで間に合っている。

すなじごく
バインド、定数ダメージの追加効果を目的に使う。

正直撃ち先は分からないが、釣り交換を防げたり有限クッションのポケモンに撃って定数ダメージによる負荷をかけたり出来る。
鋼テラスを切ってドヒドイデを捕まえたりしたら面白そう。開拓に期待。

かわらわり
鋼テラスラティ系統とオボンパオジアンを破壊したりアロキュウ展開を防いだりする。

壁系統の起点回避、展開阻止だったりピンポイントな相手への打点となる。
ガチグマなどの格闘2倍弱点には地震と威力が同じ。
地面と技範囲が被りすぎなので、サブウェポンにはなれない。

A無振りでもH252振り鋼テラスラティアスに45.31%の乱数2発。

構築によっては可能性がある為記載。こちらも開拓に期待。



その他、採用する価値の薄いと判断した技
ねっさのあらし 火傷や威力より大地の命中安定を優先したい。当てるならこっち。
げきりん ラティ、カイリューに撃つが交代出来なくなり役割放棄しかねない。
いわなだれ 威力不足。ストーンエッジで良い。
きあいだま ブリジュラス、ガチグマへの打点を両立出来るが流石に無し。

候補は非常に多い。霊獣ランドロスはC種族値が105あり、覚える技も多い為考察のしがいがある。今後新たな開拓があるかもしれない。



ラスタル

このポケモンにテラスタルを切るのはあまり強くないが、試合終盤の詰めの盤面で使うことがある。
HPの残り少ないランドロスでもテラスタルの耐性変化で1発耐えられる場合、テラスタルを使って相手を削ったりSを下げたりして勝てる、というのが多い。
テラバーストを採用していないなら基本テラスタルを守りに使う。

次に、どのテラスタイプが良いのかを考えていく。

・はがねテラスタル
最もメジャー。ハバタクカミやサフゴ、カイリュー、アシレ、パオ、ブリジュラス、ガチグマ、ツツミ、ライコなど様々な相手に行動回数を増やせる。

役割対象の多さもあり、特別な理由が無い場合鋼一択。

・みずテラスタル
水ウーラ、サフゴ、パオ、アシレ、イーユイ、炎ポン辺りへ耐性を付ける。
鋼との差別化として水ウーラ、アシレなどの水タイプやイーユイ、炎ポン辺りの炎タイプに耐性を持てるのが大きい。

・ほのおテラスタル
カミサフゴ、イーユイ、炎ポン、パオなどへ。
炎タイプへの耐性を維持しつつ、眼鏡カミサフゴへの行動回数を増やしたい場合に。
パオジアンへの耐性も維持しているため、汎用性に優れている。

・フェアリーテラスタル
カイリュー、ライコの技を無効にしたり悪ウーラに強くなる。
この3体以外にはあまり活きないが、無効タイプがあるというのが大きい。
スケショカイリューとの対面でSを上げられると裏が縛られる、という際に無効化してとんぼがえりから後続に繋ぐのが主な使い道。

・くさテラスタル
水ウーラ、アシレに強い。くさむすびが一致になり、水ウーラオスに勝てる。

構築単位で水ウーラオスが重い際にランドロスで処理するルートを作れる。
唯一無二の性能だが、とんぼ抜群で氷が一貫するなど欠点も大きい。

・こおりテラスタル
パオ、ツツミに一時的に強くなる。基本テラバ用。
耐性面は氷のみにしか活きないが、テラバーストが強力。
ランドカイリューに大きな打点となる為、攻め寄りのテラスとなれる。

・でんきテラスタル
耐性はサフゴハッサムに活きる程度。こちらもほぼテラバ用。
電気テラバでテラスしたサーフゴーに強い。アシレーヌ、イダイトウ、ママンボウに奇襲することも可能で、弱点も少ない為等倍で数値受けしやすくなる。

主にはこれらが候補となる。
ここに関しては構築単位で重い相手を考え、その相手に強くなれるタイプを選択するのが良い。


オボンランドロスとの差別化


チョッキランドロスを使う上で地味に大事。

ハバタクカミが重いからHDランドロスが欲しい!

⭕チョッキが埋まっていてオボンが余っているからオボンにしよう!

⭕オボンが埋まっていてチョッキが余っているからチョッキにしよう!

❓オボンもチョッキも余っているけどどっちがいいの?

この疑問を持った際にどうするか、を考えていく。

オボンのメリット
・補助技を使える
一番のメリット。ステルスロック・ちょうはつといった便利な補助技を使える。

ステルスロックはサイクルでのダメージレースを有利に出来たり、相手の行動保障を破壊してこちらのアタッカーで縛れる。

ちょうはつは起点回避や展開阻止が出来る。主に初手ディンルーに強くなれたり、カイリューりゅうのまい、はねやすめ、アンコールなどを封じれる。

どちらも非常に優秀。これらの補助技はチョッキだと使用出来ない。

・物理への行動回数が増える
チョッキと比べてオボンは物理相手にも有効である。
カイリューランドロス、炎オーガポンの技を受けられる回数が増える為、チョッキよりも対物理の性能は高くなる。

・初手に置ける
物理にも動きやすいとなれば、出し勝ちの対面が増える。
そうなれば、初手に置く性能も高い。ステロちょうはつも初手の行動として強い。

チョッキのメリット
・特殊耐久の高さから特殊への遂行力が高い
これ一点。対特殊の性能1つで勝負する。

具体的には、オボンランドロスが耐えないC特化メガネカミのムンフォ2発を実数値がH195D132のチョッキランドロスは耐えることが出来る。対面した際にS操作や地震の削りなどの仕事を果たせる確率が高くなる。

他には、C特化メガネサーフゴーのゴルラ+C-1ゴルラをオボンランドロスは耐えないが上記のチョッキランドロスは高確率で耐えられる、など。

本当にそれだけ。しかし、無難に強い。ありえないくらい硬い。


これらを踏まえると、
・ステロちょうはつの補助も欲しい!⇦オボンにしよう!

・物理にも多めに動いてほしい!⇦オボンにしよう!

・初手に置けるポケモンが欲しい!⇦オボンにしよう!

・とにかく特殊をしっかり受けて欲しい!⇦チョッキにしよう!

となる。書いてたらオボン強くないか?と思ってきたが、チョッキランドロスの特殊受け性能は間違いなく他には無い強さをしている。

勿論、オボンの方が良いならオボンで使えばいい。
ただ、ランドロスを特殊受けとして採用するならチョッキを勧めたい。
差別化は以上。両者十分に強力な固有の性能をしています。

 


弱み、欠点

 

散々褒めちぎってきたが、勿論弱みもあります。

・氷テラバでワンパンされる
最近はランドロスがメタ対象となっており、このような事故が増えた。
主に飛んでくるのがライコ、イーユイ、ランド、ブリ、カミ、オオニューラなど。

生半可な氷テラバではワンパンされないが、役割対象から唐突な致命傷を食らいサイクル崩壊が起きれば十分に厳しい。ケアするのも難しい。

・クリアチャームカイリューがやばめ
ランドロスカイリューに投げるのがあまり良くないが、試合展開によってはカイリューに投げていかくを撒くこともある。その際にクリアチャームが発動したらその試合はほぼ降参です。これは一応ランドロスを投げないことでケア出来る。


・水ウーラオスがやばすぎる
そりゃきついポケモンくらいいるでしょうが、ウーラオスがやばすぎるのはあまり良くない。いかくが確定急所で無効、後投げからワンパンしてくるなどかなり不利。

ウーラオスは剣の舞+身代わりやとんぼがえりなど、こちらの受けポケモン後投げに対してアドを取る手段が多い。受けじゃないポケモンを投げるのは無謀なので、受けポケモンを投げることになるが、ランドロス+ウーラオス受けという選出をする場合相手のウーラオスに破壊されることを覚悟しなければならない。

こちらも一応ウーラオス対面を作らないようにしたり、受けポケモンに頑張ってもらうなどで対応出来なくはないが、苦しいのは間違いない。




終わりに

めっちゃ長くなりました、ここまでお疲れ様でした。
この記事を通して皆さんに伝えておきたいことをまとめると、

・チョッキランドロスは強い

・技構成の考察のしがいがある

・調整に関しての意見が欲しい


この3つです。
この記事を読んでくださった方には、是非とも何かしらの意見を頂きたいです。
強制はしませんしする権利もございませんが、感想等貰えると嬉しいです!

構築記事じゃない記事を書くのは初めてですが、やはり自分の考えを文字に起こすのは楽しいですね。
ランクマの息抜きに書いていましたが、モチベーションも上がったので今期も頑張ります。ありがたいことに私のような弱い一般プレイヤーにも応援してくださる方が沢山いらっしゃいます、皆さんいつも本当にありがとうございます。

そういった方々に良いところを見せたい、というのも最近のランクマのモチベーションに繋がっています。本当に助かります、これからもよろしくお願いします!

ここまで読んでいただきありがとうございました、それでは!



S15最終4桁反省と構築メモ 悪ウーラドヒドランド

使用構築



初めに

あいすです。S15お疲れ様でした。今期は230戦ほど頑張りましたが、結果を出せず終わってしまいました。最終日は時間を取れましたが、前日に溶かしたレートを戻せずメンタルが持たなかった為撤退しました。
色んな方に応援して頂けたのに本当に不甲斐ないです、勝ちたかった;;
構築自体は結構考えてたので、簡易的な構築記事を書くことにしました。
メインは自分の反省です、参考にするのはあまり勧めません。

TN ice 最高レート1922 撤退時2204位 132勝100敗
一応瞬間19だけはなんとか乗せました...


構築経緯

S12に使用していた悪ウーラオスドヒドイデの並びが現環境においても強力だと感じた為、軸にすることに決定。

具体的には、初手悪ウーラオスで有利対面を取りやすく、相手のテラスタルや引きを強要しやすい為そこにとんぼがえりから始動出来て、引き先としてドヒドイデが綺麗な相性補完を持っている。この2体が非常に多くの相手に強く出れる。

この2体はアカツキガチグマやランドロスへのクッションが必要で、カイリュー・サーフゴーに勝てない為もう1枚受け駒が欲しい。
この条件を満たすなまいきHDチョッキランドロスを採用。

ウーラドヒドランド選出が難しい相手として

テツノツツミ・ドヒドイデ・アーマーガア・キョジオーン・グライオン
ヘイラッシャ・キノガッサモロバレルメタグロス

この辺りが挙げられる。これら全てに強いガネサーフゴーを採用。

この4体だとテラスタルしたHBわるだくみサーフゴーを倒せないという重大な欠陥が存在する。しばらく潜っているうちに


「選出段階でわるだくみサーフゴーを見抜くことが出来る」
「サーフゴーのテラスタルが水か飛行の2択である」

この2点に気付いた。そのため、CDSに振ったオボンタケルライコを採用した。
どくびしとの相性が良く、上に挙げたきついポケモンの一部に有利。

この5体はキョジオーンがきつく地面タイプ全般に選出段階での圧力が低かったり、炎オーガポン・イーユイ辺りの炎タイプに不安が残る。
その為、サーフゴーやドヒドイデとの相性が良い弱点保険カイリューを採用。

これで構築が完成。
ウーラドヒド軸を10日から考え、27日までカイリュー厚底ブーツだったりタケルライコがチオンジェンだったりしたが色々考慮してこのような並びに。

コンセプト
・ウーラドヒドランドの攻め1受け2の対面操作サイクル。
・ウーラサフゴランド、ウーラカイリューサフゴの攻めサイクル。
・裏に強固なクッションを用意することで、有利対面でとんぼがえりを押したとき
 に相手が引きやテラスタルをしていなくても裏目になりにくくする。
・どくびし+不意打ち・迅雷による勝ち確定盤面の作成。
・定数ダメージやとんぼがえり、先制技を駆使してダメージレースに勝つ。

個体解説

あくウーラオスこだわりスカーフ

いじっぱりA252B28S252 ふかしのこぶし あくテラスタル
実数値 175-200-124-*-80-146
調整意図 最速カイリュー抜き 特化ハチマキパオの氷柱確定耐え
特化カイリューのテラス神速98.8%2耐え 特化ハチマキランドの地震確定耐え
あんこくきょうだ インファイト とんぼがえり ふいうち

先発要員。今期の刺さりは本当に良かったと思う。
ほぼ全ての構築に初手投げした。様子見からスイープ、高いSと火力による縛り、耐性による相手の技の一貫切り全てを高水準に満たす。

このポケモンのお陰で鋼ラティアスや悪巧みイーユイ、剣の舞パオジアンなどに高い勝率を保つことが出来た。

終盤は初手のガチグマに全くテラスを切ってもらえなかったが、しょうがない。
このポケモンは本当に強い要素ばかりで面白いくらい活躍していたので、しっかり結果を出しておきたかった...

ふいうちのPPを7にしているのだが、これは拘りふいうちがばれた際に相手が補助技をこちらのPPが切れるまで連打してくれた場合、わるあがきにより倒せる場面があると思ったためである。8まで増やしても使わないし7の方が強いと思う。

耐久振りのオボンパオが大量発生していたので、等倍蜻蛉+等倍暗黒強打で確実に落とすための悪テラスタルは必須だった。残飯ヘイラッシャが確定3発となる超火力をスカーフによる高いSから出せる神テラス。
それに伴いアイヘ採用も見送った。不意打ちはちゃんと強かったです。

選出率9割越え。今期まともにポケモンを出来たのはこの子のお陰。


ドヒドイデ@メンタルハーブ

わんぱくH252B220D36 さいせいりょく フェアリーテラスタル
実数値 157-83-220-*-167-43 S個体値7
調整意図 特化メガネカミのテラスムンフォ確定2耐え 陽気オーガポンのお面補正付きパワーウィップ確定2耐え 特化メガネイーユイのオバヒ+C-2オバヒ95.7%耐え
特化オーガポンのA+1ウッドホーン確定2耐え 最遅カミツオロチ抜かれ
じこさいせい どくどく どくびし どくづき

とんぼがえりからの引き先。ウーラオスとの相性が良すぎる。

現環境において水・毒という複合が唯一無二の性能で、
ハバタクカミ・水ウーラオス・炎と水のオーガポン・パオジアン・イーユイ・アシレーヌ・悪ウーラオスの全てに強く出れるタイプ。
これだけで相当とんでもないことを言っており、特にハバタクカミ+水ウーラオスの並びは攻めの相性補完が非常に良いことで有名。しかしドヒドイデは1匹でこの2匹を見ることが出来るため、この2体を用いた対面構築にとても強い。
ついで感覚でどくびしの回収まで行える。あまりにも最強の複合タイプ。

パオママンの並びや晴れパ、有限クッションのテツノカイナやアシレーヌなどに毒びしを絡めることでめちゃくちゃ強く、ウーラオスと合わせてしっかり破壊した。

S個体値は特別意識したわけではなく、色違い厳選をしたときに出た情熱の証持ち色違いヒドイデたまたまこ個体値だった。一応、ミラーで下から再生を撃ってTODを行えたり脱出パックカミツオロチの下から動けたりするため調整必須だと思う。

技構成は開拓の余地あり。体力管理の自己再生は必須で、目の前の相手に撃つ毒々、後続に毒を入れてサイクルを有利にするどくびし、ハバタクカミとアシレーヌの身代わりを壊せて剣の舞オーガポンに大きなダメージを与える毒づきで採用した。

身代わりウーラオスに勝てるようになり鋼カイリューの起点回避になる黒い霧
拘り技の確認による択の解消、毒ダメージ稼ぎになるトーチカ
地面や炎タイプ、ブリジュラスとサーフゴーに通るアクアブレイク
ランドカイリューを殴れてフィールド破壊も出来るアイススピナー
これらが候補となる。特に黒い霧を切ったプレイングを何度もされた為この技は欲しかった。しかし、どの技も切ろうと思えず不採用になった。反省点その1。

メンタルハーブはオーガポンの挑発アンコール、ハバタクカミの挑発、カイリューのアンコール、アシレーヌのサイコノイズなどに耐性を持てる為必須だった。
少ないがパオラオスツキランドの挑発にも1ターンアドを取れる。

選出率約6割。カミウーラ炎ポンパオカイリューガチグマという並びに対して圧倒的な勝率を取れたのはこの子のお陰。もっと評価されても良い気がする。


ランドロスとつげきチョッキ

なまいきH244A28B76C4D156 いかく はがねテラスタル
実数値 195-169-120-126-132-97 S個体値25
調整意図 HP奇数最大 威嚇込みで特化カイリューのスケショ10発99.8%耐え
威嚇込みで特化カイリューのタイプ強化飛行テラバ99.6%2耐え
臆病ハバタクカミのムンフォ3耐え、無振りなら4耐え
余りA振り 地震で無振りカミを87.5%でワンパン
4振りタケルライコ抜き、なまいきランドロス抜かれ抜かれ
じしん がんせきふうじ とんぼがえり くさむすび

とんぼがえりからの引き先その2。対ブーストハバタクカミ最強。
クリアチャームカイリュー増えすぎ氷テラバめっちゃ飛んでくるで微妙だったかも。

特にクリアチャームカイリューは大問題だった。ウーラドヒドがカイリューに弱めなのにランドロスを起点にされたら終わる。
氷テラバはドヒドイデが抑制してくれたが、こちらは無限に投げられていた。
どうせ減るだろうという予想だったので失敗でした;;

耐性と威嚇による再生力ドヒドイデとの相性の良さ、電磁波の拒否、素早さ操作と対面操作、毒や鋼を殴る性能など唯一無二で強力なポケモンなので替えは効かなかった。

強いけど強くない感じが、SVを少し嫌いになってしまった。

鋼テラスはカミ、ガチグマ、ライコ、パオ、ジュラス、ラティなどに使う。
テラス後はサイクルが難しくなるため、詰めの盤面に使う。

選出率約7割。なんだかんだ強かったのだが、常に氷テラバに怯えていた。反省点2。


サーフゴー@こだわりメガネ

ひかえめH244B124C52D4S84 おうごんのからだ はがねテラスタル
実数値 193-*-131-176-112-115
調整意図 HP奇数最大 C11n 最速アカツキガチグマ抜き
特化カイリューのスケショ5発+地震を57.9%耐え、陽気なら確定耐え
特化オオニューラのシャドクロ98%2耐え、炎のパンチ65.6%2耐え
シャドーボール ゴールドラッシュ トリック 10まんボルト

最強ポケモン。なのだが、上記の通り若干数値が足りなかった。調整が反省点3。
火力面も低く、ウーラオスのとんぼ+テラスゴルラで硬いチョッキアカツキガチグマが落ちないことがある。しかしサイクル性能などの問題から耐久も削れず、タスキガチグマの増加からSも削れなかった。

とはいえ今期もしっかり強かった。耐久振りも多く活きたしウーラオスとの相性も抜群。このポケモンは4シーズン通してずっと使っていて、とても信用している。

技構成はこれで正解だと思う。全部強かったです。

選出率約4割。出した試合はよく活躍していた。


タケルライコ@オボンのみ

ひかえめH180B4C156D68S100 こだいかっせい フェアリーテラスタル
実数値 223-*-112-194-118-108
調整意図 HP16n-1 4振りロトム抜き、遅いカイリューサフゴジュラス抜き
臆病テツノツツミのフリドラをオボン込み98%2耐え
無振りサーフゴーのC+2シャドボをオボン込み99.6%2耐え
特化ウーラオスのインファオボン込み89%2耐え
10まんボルト りゅうせいぐん ボルトチェンジ じんらい

補完枠。ドヒドイデを出せない時にウーラオスを見てもらうことが出来る。
このポケモンを出した試合はわるだくみサーフゴーにも勝てたので採用は正解だった。
テツノツツミやアーマーガアにも強くてめっちゃ嚙み合っていた。

練度は低かったが数値が高く先制技も強くしっかり活躍していた。
竜舞トドロクツキにテラス前後で打点を持つのでトドロクツキ絡みにも出した。

選出率約2割。選出率は高くないが構築に欠かせない枠だった。


カイリューじゃくてんほけん

いじっぱりH244A244B12D4S4 マルチスケイル ノーマルテラスタル
実数値 197-203-117-*-121-101
調整意図 HP奇数最大 残り忘れた;;
しんそく じしん アンコール はねやすめ

補完枠2。初めてこの構成のカイリューを使ったが、あまりにも強かった。
カイリューサーフゴーの並びが相性良すぎる。

キョジオーンに出すのは勿論選出に困った時に適当に投げても強い。
イーユイ、オーガポンを見るために出すことが多かったと思う。

入れた瞬間キョジオーンが消滅したため本当に勝てるかは微妙。
ドヒドイデが出せない時に炎タイプが重い問題を解決出来た為採用は正解だった。

選出率約2割。大体サーフゴーと合わせて出した、もっと出して良かったかも。



選出 

・ウーラドヒドランド 基本選出。半分以上これ。
・ウーラカイリューサフゴ サブ選出。ウーラオス見たらしたくない。
・ウーラランドライコ サブ選出2。2番目に多かった。
・ウーラドヒドサフゴ 地面きついがたまにしていた。ママンボウ絡みに強い。
・ウーラランドカイリュー ドヒド出せないが炎重いときに。
・ドヒドカイリューサフゴ どくびし刺さりすぎかつこちらのウーラオス無理な時。
・ドヒドランドライコ カバツキとかに強いかも。ほとんどしなかった。

大体こんな感じ。ほぼ上5つの選出しかしてない、ウーラオスが強すぎる。

わるだくみサーフゴーを見極める

タケルライコの採用理由の欄に書いている
「わるだくみサーフゴーを選出段階で見抜くことが出来る」
ということについて。

A.まず、相手の構築が
ウーラパオカミディンカイサフゴ
だったとします。この場合、サーフゴーはスカーフ・メガネの可能性が高いです。
カミサフゴの2体以外物理であることから受け構築ピンポイントメタである可能性が低く、この並びはBIG6として有名。BIG6のサフゴは大半がこだわり持ちである。
その為、こちらはウーラドヒドランドと選出。ウーラランドライコの場合パオジアンが重すぎるので、ドヒドイデは出したい。カイリューが気持ち面倒なのでウーラオスを切ってウーラランドサフゴでも良いかもだが、何故かウーラオスめっちゃ出てくる。

B.相手の構築が
ウーラカミカイリューガチグマ炎ポンサフゴ
だとします。
この場合はわるだくみサーフゴーをケアしたい。カミガチグマが汎用性の高い特殊アタッカーであるため、サーフゴーを受け構築メタにする余裕があるからです。
しかし、ウーラドヒドライコと投げるとガチグマが重すぎるためウーラランドライコと投げます。炎ポンに不安がありますが、なんとかなる範囲という判断。

このように、相手の構築が物理3・特殊3の場合にわるだくみサーフゴーを意識します。
特殊2でサーフゴーが悪巧み持ちならウーラドヒドランド選出をしてしまった時に詰む。悪巧みの有無に関わらずなるべく出さないのは大事。
要するにサーフゴーがいる時点で結構きつい。頑張るしかないです。

ドヒドイデを出すかどうかについても少し。

C.相手の構築が
パオカミディンルーカイリューブリジュラスサフゴ
ドヒドイデを出しません。役割対象であるウーラオス、炎ポンがいないならわざわざ出す必要は無いです。鋼2枚にディンルーと、ドヒドイデが苦しい相手が多すぎる。
この並びにはウーラランドサフゴと投げます。

D.相手の構築が
ウーラカミ炎ポンカイリューブリジュラスサフゴ
ドヒドイデを出さない。前3体を見ると出したいが、後の2体のケアが難しい。
しかしウーラオスがいるためウーラランドサフゴと投げれない。
その為、ウーラランドライコとなる。Bと同じ考え方。

ドヒドイデを出す基準として
役割対象のウーラカミ炎ポンパオイーユイが2体以上いて、ドヒドイデの苦手な相手が2体以上いないこと
これが大事。サーフゴーがいる場合悪巧みぽく無くてもトリック悪巧みという型が存在するため、ドヒドイデを無理に出さない。なるべく別の選出を考えたい。

選出択でしかないし、100%悪巧み型だ、こだわり型だ、と決めれるわけでもない。
今回の構築で勝つためにはこうするしかなかったというだけです。反省点4。

重い相手

・初手みがわりウーラオス
 後発ならどくびしを踏むが、初手だと普通に3タテを食らう。ドヒドイデにくろいき
 りがあれば勝てるが技スペースが無かった。
・HDあくびガチグマ
 サーフゴー、ランドロスを破壊される。調整ミスだと思う。
・脱出パックモロバレル+メガネイーユイ
 ウーラサフゴ@1だがイーユイが強すぎる。択に勝つ。
・純正受けループ
 切ってます。何も出来ない。
・チョッキコノヨザル
 初手悪ウーラオスからサーフゴーに素引き、シャドボを押すのでチョッキが裏目
・なまけるカバルドン
 サーフゴーを出せば大丈夫だが、基本トドロクツキやイーユイと組むためサーフゴー
 を出しにくい。
・まきびしディンルー
 サイクルが成立しなくなる。純粋にディンルー自体重め。
・サーフゴー
 きついものはきつい。特にウーラドヒドランド選出でこだわりトリック+悪巧みの
 サーフゴーが来たら普通に負け。
・負けん気ドドゲザン
 毎回重い。テラバーストやハサミギロチンでウーラオスが倒れるとまずい。
・クリアチャーム地面テラスタルカイリュー
 崩壊する。あんまりいなかった。
・読めないフェアリーテラバ持ち
 主にランドロスカイリューのこと。マイナーポケモンから撃たれるのも辛い。

多すぎる、欠陥だらけです;;
これでも自分がこのルールで全対応を目指した果てに出来た構築。もっと強い構築を作れるようになりたい...!

振り返り

本記事のメインです。
上位の方の記事を読んで、ドヒドイデやタケルライコのような選出圧力の高いポケモンで相手の選出を誘導するというのを取り入れたのだが、水ウーラオスが何度も出てきてウーラランドサフゴ、ウーラカイリューサフゴという選出を強く使えなかった。
ここがまず今期の失敗。全対応が難しいなら出させないことでその他に対応するだけで良いのか、と思ったが全然出てくるせいで駄目だった。身代わりなら分かるけど普通に初手スカーフとか後発タスキとか出てきて悲しい。
ウーラドヒドランドもクリチャカイリューや身代わりウーラオスに狩られていたので、今期はドヒドランドの受け寄りのサイクルが強い、と思ったのも違った。
純粋に自分の環境考察が間違っていたなということを思った、正解を見つけたい。

前期の振り返り記事に書いた来期の取り組み方について。
・運動する
してたけど普通に終盤風邪ひいた。病弱すぎ;;
・連敗に萎えない
全然萎えてた。メンタルが弱いのです...
・サブロム
ポケモンホームを見る端末が1つしかなかったのと、今期からランクマに個人による複数のニンテンドーアカウントを使用しての参加を禁止するルールが作られた。
これらの対策としてスカーレット・バイオレットの両方を購入することが一番早いのだが、持っていなかったため今期は1ROMでの参加となった。
ただ、サブロムは本当に欲しいため頑張って買いました。S16から2ROMで頑張ります!

こんな感じです。とりあえず、来期から2ROMで出来るというのが大きい。
普通に楽しみなのでポチべもあります。
レギュレーションFは今までで一番苦手で、本当に勝てない。あと2ヶ月のレギュレーションF、どこかで結果を出しておきたい。
S11 2000位
S12 602位
S13 529位
S14 12000位
S15 2500位
最近の自分の記録。3桁安定させたい...
最高レート更新、3桁安定、レート2000がしばらくの目標です。これからも頑張る。
以上、自己満足の振り返り記事でした。最後まで見てくれた方いたらありがとうございます。


S14の反省

S14お疲れ様でした。

今期は珍しく序盤から1750くらいまで上がっていたものの、シーズン終了まで1800すら乗ること無く常に負けていました。弱すぎる;;

構築もそこそこ自信があったのでかなり悔しいです。

ただ、S12.S13で納得行っていた分今期は勝てなかったということで、今回は何故勝てなかったのかを考えてみようと思います。

1終盤の体調不良
22日の朝6時に嘔吐、9時にもう一度嘔吐。熱も38後半が出て、結局27日まで寝たきり状態で全くランクマを出来なかった。
これによりレートが低かったのは勿論、環境への理解度やプレイングの練度にも影響が出てしまった。ただ、27日から連勝を重ねれば結果を出せたはず。

2 ミスが多すぎるなど、とにかく下手であった
これに尽きる。体調不良とか言い訳でしかない。
中盤からずっとミスをしているのはいつも通りで、中盤失敗することで終盤にその失敗から得た反省を活かす、というのが自分のスタイル。
しかし今期は終盤まで失敗を繰り返しており、とにかく下手すぎた。
終盤であるという意識が低く、集中出来ていない自分に腹が立った。

3 モチベーションの低さ
序盤はかなりポチべ(最近覚えた言葉)が高かったものの中盤に下振れからやる気が無くなってしまった。ポチべが回復したところに体調不良が重なり、対戦数が120戦程度になってしまった。

主にこの三つかなと思った。来期はこれらの反省を活かして取り組み方を意識していこうと思う。試したいのはこれら。

・サブロムに力を入れる
サブロム禁止が公式の間違いだったということで、2ロム体制にしてみようと思った。28日に5桁に落ちたときの絶望感が恐ろしかったためである。
・運動する
ポケモン関係無いです笑 前期も年明けに風邪をひいた為、自身の免疫力の低さが気になった。インドア派で基本通学、買い出し以外で家から出ないので家で出来るストレッチ体操を毎日続けようと思います。寒いので外には行きません。寒いので。
・連敗に萎えない
自分が悪いから反省して切り替えるのみ。また連勝すれば良いだけ。

レベル低いですね...でも自分にとっては大切なことです。
既に来期の取り組み方や試したい並びがあることからモチベーションは高めで、またレート1950以上目指して頑張りたいです。
シーズン中に応援して下さった方や自分の質問に答えてくださった方には不甲斐ない気持ちでいっぱいです、すみません。
そういった方々に良いところを見せる為にも来期こそ勝ちたい...!

使用構築。勝たせてあげれなくてごめん、みんな強かった。
アシレーヌ、テツノドクガ、エンテイ、タケルライコ、雷パンチウーラオスが重い。ギャラツキサフゴ選出が非常に強いが、ハバタクカミに荒らされやすいのが難しかった。対面的に動くことの強さを学べたのは大きな収穫でした!


SVシングルS13最終529位ギャラツキ+ウーラサフゴ2軸攻めサイクル

結果画像・構築画像


TNice 最終・最高レート1957 最終529位 最終日16勝4敗

使用構築

試したいポケモン等いる場合、DMくださればレンタル貼ります。

 

 


挨拶・構築経緯
こんにちは、あいすと申します。今期は1日から風邪をひいてしまったのですが、最終日だけなんとか潜ることが出来て自己最高記録を更新出来ました。
構築の見た目、内容共にかなり気に入っているので、記録として残しておきます。
また、PC用に作成しておりますのでスマートフォンだと見づらいかもしれません🙇
Twitter(X)のフォローもよろしくお願いいたします。
ポケモン勢の方はフォロバします!是非絡んでください🙌
https://twitter.com/IceplantBax

ハチマキトドロクツキがはたきおとすによる荒らし、とんぼがえりからの試合展開の作成、優秀なタイプと数値による繰り出し性能等、攻めサイクルにおいて理想的なポケモンだった為軸として採用した。

トドロクツキが不利を取るカイリューやウーラオスのような物理アタッカーに対してクッションが欲しいと思い探したところ、前期のエネコンさんが使用していたHBゴツゴツメットギャラドスが良いと思い採用。


パオジアン入りに対して初手に置くポケモンが欲しい為、二つ目の軸となるスカーフ水ウーラオスを採用。

ハバタクカミ、アカツキガチグマなどの特殊アタッカーへのクッションとしてチョッキランドロスを採用した。ウーラオスの相方。

キノコのほうし持ちやアローラキュウコンアカツキガチグマが重い為、使い慣れているガネサーフゴーを採用。トドロクツキ、ウーラオスとの相性が抜群。

両ウーラオスに厚くしたいのとトドロクツキが重い、キョジオーンに勝てないなどを全て解決出来るAB最遅テツノカイナを最後に採用。


これで構築が完成。
他にも色んなポケモンを試したが、最もしっくりくる6体を選ぶことが出来たと思う。

コンセプト
・様々な選出パターンを用意して、全ての選出のパワーが高くなるようにする。
・クッションを使い相手に対応しつつ対面操作を駆使してこちらのアタッカーの一貫を作り、相手の3匹を倒しきることを勝ち筋とした攻めサイクル。
・環境ポケモンの型を少しずらし、相手の考慮外から攻撃する。
・電磁波はS操作であり、痺れの運要素を目的としない。

個体解説

トドロクツキ@こだわりハチマキ

ようきH4A252S252 こだいかっせい どくテラスタル

調整意図 ミラー、準速135族を抜ける最速。

はたきおとす げきりん とんぼがえり テラバースト

個人的今環境の結論。本当に強かった。

ほとんど初手から出して、裏にクッションを用意しているので安定行動から安全に試合展開を作れる。


凄まじい火力と高いSが魅力的なポケモンで、ASカイリューなら叩き落とすで9割持っていくことが出来て、炎オーガポンや準速135族を抜いている素早さからこの火力が出るという制圧力の鬼だった。

サイクル構築で厳しいイーユイや炎オーガポン辺りの超火力ポケモンに圧倒的に有利な為、今期はこれらのサイクルブレイカーに悩まされず快適にプレイ出来た。

物理耐久は低いが、特殊耐久は結構高い。
何よりも耐性が優秀すぎる。前述の炎タイプ2体に後投げ出来たり、メガネハバタクカミ、サーフゴーのシャドーボールを受けたり、数値と合わせてメガネテツノツツミのハイドロポンプの一貫を切れる。
サイクル中にタイプ受けが出来る崩しアタッカーという性能が本当に強い。


調整についてだが、前は111族抜きに抑えⅮ振りすることでイーユイに強くしていたが、えねこん様に相談したところ最速を勧められたので使ってみた。
これが非常に強く、流した後のトドロクツキに自信を持って逆鱗を押せたりパオカミの上を取ることが多かったり、素早さ1段階上昇後のカイリューを抜いていたり沢山活きてくれた。
それって結局嚙み合いじゃないか、と思うかもですがそもそも耐久に振るメリットがあまり無かったし、本構築ではミラーが一番重要なポイントです。
パオカミは準速やSを削った個体が多く、ミラーを重く見ない場合でも最速にし得だと思います。デメリット無しで嚙み合いを仕掛けれるなら全然嬉しい。

毒テラバーストは炎オーガポンに逆鱗を撃ちたくない時に使うが、フェアリーテラスタルしてきたカイリューやキョジオーンなどにも刺さった。
毒はあまり一貫性が無いタイプだが、その分意識されないので唐突に一貫が出来たりする。

毒テラスタルは元タイプと受けの補完が非常に優れており、ハチマキトドロクツキは鋼テラスタルだろうという読みで格闘技を押してくるポケモンを返り討ちにしたり出来るし、テラスタル後の耐性も良いのでサイクルを回しやすい。
テラバーストで拘ると鋼テラスタルの起点になる為、そこのケアは必須だが変えの効かない強力なテラスタルだった。

あくドラゴン+A139+S119+叩きとんぼ、大好きな性能でした!

選出率1位、約7割。環境への刺さりが良かった。

ギャラドスゴツゴツメット

わんぱくH212A4B252D4S36 いかく フェアリーテラスタル
調整意図 4振りサーフゴー抜き抜き HBなるべく高く エネコン様のものを借りました。

たきのぼり ドラゴンテール でんじは ちょうはつ

物理受けクッション。いかくによる物理耐久の向上でかなり硬くなる。
この枠は水ロトムだったのだが、数値が足りずカイリューが受からない、ウーラオスの格闘技に耐性が無い等の理由で変更した。

技構成はドラゴンテール、電磁波、挑発はほぼ確定です。
残りの枠にハバタクカミ・アカツキガチグマに対する打点となり、雑な削りが出来る滝登りを採用。アクアテールはアカツキガチグマを確定2発に出来るという大きめの利点があるが、外しが嫌だったので安定を取った。

ドラゴンテールは読まれにくいが、カイリューやトドロクツキを流して裏の圏内に入れることが出来る最強技。

ラスト1体の相手は流せないが、電磁波+挑発でしっかり止められる。

挑発があるのでドヒドイデやヘイラッシャ、カバルドンにも強い。自分はこだわりアイテムやとつげきチョッキを愛用しているので、挑発が入ったポケモンを使うのはかなり久しぶりだったが、技としての性能が本当に強かった。

身代わり持ちに本当に弱く、みずウーラオスの身代わりに3回くらい降参させられた。
雷パンチも痛いので、この2つにはよく悩まされましたが少ない為割り切った。

ドラゴンテールと電磁波の外しは一度引くだけで即敗北になる場面が多く、使っていてストレスになるのは悪い点かも。実際かなりの試合を外しでまくられた。

特殊方面もそこそこ硬く、臆病ハバタクカミのムンフォ程度なら93%で2耐えする為多少は仕事が出来るのが偉かった。

サーフゴーには弱いが、ゴールドラッシュが半減なのでシャドーボール10まんボルトを押されることが多く、トドロクツキ引きで綺麗にこちらの展開を押し付けられる。

電磁波についてだが、この技は相手の素早さを奪いこちらのアタッカーで上から縛れるようにする技なので、決して痺れ祈りで使ってはならない。
勿論素早さ操作の為に使ったのに痺れを引いてしまいイージーウィンすることもあったが、それはあくまでもオマケ程度である。(なんなら申し訳無い気持ちになるので、自分側でも相手側でも痺れは消して欲しいと思った...)
トドロクツキ・サーフゴーなど火力に優れたポケモンたちの補助になる上、相手が交代した後でも効果が持続する為、一度縛れる状態になれば試合中永続的に縛っておけるのが非常に優秀。
ギャラドスの電磁波はそこそこメジャーなので、ブーストハバタクカミに身代わりを押されやすい為安易に電磁波から入らないことを意識したい。

テラスタイプは悪ウーラオスが重い為フェアリー。原案では鋼テラスタルなのだが、ここは本人に質問したところ構築に合わせると良いという解答を頂いた。
スケイルショットが無効なので、素早さ上昇を許さずしっかりトドロクツキで縛ることが出来るのが一番活きたし強かった。

選出率4位、約4割。終盤パオジアンが増えていたのと後述するテツノカイナの影響で選出率は落ちていったが、間違いなくMVPである。


ランドロスとつげきチョッキ

なまいきH244A28B76C4D156 いかく はがねテラスタル
調整意図 特化カイリューのA-1スケショ10発99.8%耐え
臆病ハバタクカミのムンフォ3耐え、特化メガネハバタクカミのムンフォ97.2%2耐え

じしん がんせきふうじ とんぼがえり くさむすび

特殊受けメインで物理もある程度見れる万能クッション。

ウーラオスと合わせることでハバタクカミを完封することが可能で、タスキ・メガネはウーラオスで上からワンパン、Sブーストならランドロス引きから岩石封じ、後攻とんぼがえりでウーラオスに繋げて上からワンパンしにいける。

非常に再現性が高い上甘えるでランドロスを誤魔化しに来るプレイヤーが多かったので、この構築でハバタクカミに負けることはほぼ無かった。
トドロクツキの場合相手の調整をダメージから特定して、岩石封じを2回入れたり甘えるがないならランドロスで処理する。

前期と同じ調整で使ったが、今期も良く刺さっていた。
Sに下降補正をかけた個体値31で実数値99となり無振りカイリューの下からとんぼがえりが撃てる。一応4振りヒードラン抜きになる為個体値は31推奨。
ランドロスミラーもかなり良かった。

くさむすびは今期カバルドンが減っていたものの、アカツキガチグマのチョッキ率が低かったので無難に刺さっていました。
地割れを入れる人が多いが、Cに下降補正をかけていてもくさむすびの方が強いと思う、ヘイラッシャが楽になるのに地割れにする理由はあまり分からない。

選出によってはカイリューへのクッションになることもあるが、炎の渦にも電磁波にも耐性があるためこちらの役割もしっかり果たしてくれた。

ラスタルは鋼テラスタルにした。炎でイーユイ、炎オーガポンに強くするのも良いがカイリューやテツノツツミを意識してこちらを選択。

選出率2位、約7割くらい。ガブリアスやテツノドクガなども見れるので本当に役割範囲が広い仕事人。是非一度触ってみてほしい。

みずウーラオスこだわりスカーフ

いじっぱりA252B4S252 ふかしのこぶし みずテラスタル
調整意図 A特化、ミラー意識準速 ゴツメダメージ6回でHPが1残る

すいりゅうれんだ インファイト とんぼがえり アイススピナー

対パオジアンが凄く強い。パオジアン入りには絶対選出。
パオジアンに出すスカーフ枠を色々試したが、このポケモンは単体性能が飛び抜けて高く、後発の剣の舞型の先制技に耐性があるのも唯一無二の性能だった。

カイリューとブーストハバタクカミに不利なのであまり強く無いと思い、S12の中盤に使うのをやめたのだが本構築とは素晴らしい嚙み合いを見せてくれた。
軸にするとゴツゴツメットにストレスを溜めることになる為、刺さっている時に出すことで強く使えるのかなと思った。
スケイルショット後のカイリューに非常に強いので今期から通りが良くなったのも大きい。

水ウーラオスを舐めた構築が多く、初手の岩オーガポンをテラスタル水流連打で破壊してイージーウィンを取ったり、クッションやサーフゴーを絡めて一貫を取りにいけば絶対に止まらない無敵のスイーパーになれた。

炎オーガポンにはあまり強くないので、出したい場合はギャラツキの片方と合わせて出すと良い。水格闘の耐性と物理耐久の高さから円滑なサイクルが可能。

ギャラドスと水タイプが被るが、役割対象が全く違う為合わせて出しても強い。

アイススピナーはれいとうパンチと選択だが、図太いHP244B252のカイリューに対してアイススピナーが77.2%~91.4%だがれいとうパンチは71.1%~85.3%のダメージなので、この差が大きいと思いアイススピナーで採用。

ラスタルは水流連打の火力を上げる水。これ以外あり得ないほどに強い。

選出率3位、約5割。トドロクツキが通らない構築にウーラオスが通ることが多いのでトドロクツキと選択のような感じだが同時に出しても全然強い。

サーフゴー@こだわりメガネ

ひかえめH244B188C52D4S20 おうごんのからだ はがねテラスタル
調整意図 C11n、無振りフォルムチェンジロトム抜き
無振りドオーの地震2耐え 特化ガブの地震93.7%耐え
特化ハチマキカイリュー地震87.5%耐え 特化オオニューラの炎のパンチ98%2耐え

シャドーボール ゴールドラッシュ トリック 10まんボルト

SV最強ポケモン
環境ポケモンに有利なのに受けポケモンの対策にもなるのが凄い。

カイリューがサーフゴーに打点の無い構成になっていることが多く、地震持ちにも耐久振りや裏の威嚇で強く出れる為かなり便利だった。

ここまで耐久に振ることで特化カイリューのスケショ5発+地震を99.3%耐えるので、相手の考慮外の耐久から高火力を出せる。

準速や最速にして素早さでカイリューに行動保障を持たせるサーフゴーもいるが、スケショや竜舞で抜き返されることを考えて耐久で行動保障を持たせた。

素早さにも少し振ったので、HBカイリューは全て上からゴールドラッシュで破壊した。

アカツキガチグマやハバタクカミ、HBサーフゴーにも強いことに気付いてから選出率を上げてみたが、サーフゴーに勝てない選出の人が多く勝率が格段に上がった。

ギャラドスとの相性が良く、電磁波でSを奪ってサーフゴーで縛る動きが強い。

アカツキガチグマに対して、トドロクツキ・ウーラオスのとんぼがえりからサーフゴーでブラムを受けてテラスタルゴールドラッシュを撃てばチョッキ持ちでも倒すことが出来るのが非常に強い。
もう少し火力を上げても良かったかも?

10まんボルトはそこまで使わなかったので、きあいだまの方が良いかもしれない。
HDドヒドイデを倒す為に必要な試合があったので10まんボルトで使い通した。

ウーラオスともトドロクツキとも攻め受け両面で最高の相性補完を持つ為、物理アタッカー+サーフゴー+クッションの選出はかなり楽しく勝てる。

ラスタルは鋼にした。カイリューアカツキガチグマをワンパンしたりハバタクカミに強くなったりする最強テラスタル

選出率5位、約4割。サーフゴーを無理なく選出出来た試合は本当に楽しい。


テツノカイナ@オボンのみ

ゆうかんH28A236B244(S個体値0)クォークチャージ フェアリーテラスタル
調整意図 A11n 最遅でトリル状態の時アカツキガチグマの上を取れる
臆病テツノツツミのハイドロポンプオボン込み98%2耐え
A実数値200のトドロクツキの古代活性テラスアクロバット87.5%2耐え

ワイルドボルト ドレインパンチ れいとうパンチ ボルトチェンジ

最高のラストピース。終盤大流行していたが、それも納得できる強さだった。

最遅調整にすることでキョジオーンの下からボルトチェンジを撃てるので、後続の高火力アタッカーをしおづけから守り安全に出せる。

テツノカイナはよく使っていたが、ボルトチェンジや最遅調整は初めて使ったので新鮮だった。対面操作クッションという使い方が出来て非常に動かしやすかったです。

調整はBに振り切らず、少しHに振ることでテツノツツミを見れるようにした。
気持ち程度ではあったがこれで良かったと思う。

電気技は水ウーラオスを倒せるようにワイルドボルトで採用。
雷パンチでしか使ったことがないのだが、思ったより反動がしんどい。
サンダーダイブの方が交代先への負荷もあるので考えたが、見えない地面引きや外しに怯えるのとヘイラッシャ、水テラスキョジオーンの守るに択が発生してしまうのでワイルドボルトで採用した。
物理の電気技、もう少し使いやすいものを作って欲しいです...

最初は隠密マントで使用していたが、キョジオーンが出てこないし出しにくいしでオボンのみに変更した。オボンでもキョジオーンはなんとかなるし、何より単体性能が大幅に上がった為正解でした。
一応隠密マントはフェイタルクローやエアスラ氷柱の怯みに強いのが偉い。

カイリュー、両ウーラオス、パオジアン、ハッサム、ヘイラッシャ、負けん気ドドゲザン、マスカーニャ辺りが面倒な時に出せるので選出の幅が大きく広がった。

ラスタルカイリューランドロス地震が等倍なら何でも良かったので、スケショが無効になるフェアリーにした。飛行の方が良かったかも、ここは考察不足でした。

選出率6位、約3割。等倍で受けに行くのでハチマキ一致テラスタルなどが怖くあまり出しませんでしたが、出した試合は全勝だったと思います、最強。
サーフゴー、ランドロスに続いて構築の常連になるかも。


選出・立ち回り

・トドロクツキ軸選出
トドロクツキ+ギャラドスランドロス
基本形。若干パワーが低め。ツキを大事にしたい。カミを重く見ている。
トドロクツキ+ギャラドスランドロス)+サーフゴー
上記でパワーが足りないと思った時の選出。受けループにも強め。
トドロクツキ+ランドロス+テツノカイナ
ウーラオス重いけどギャラドス出したくない時の選出。
トドロクツキ+サーフゴー+テツノカイナ
キョジオーン、テツノカイナ、テツノツツミへの選出。
トドロクツキ+サーフゴー+ウーラオス
嚙み合いが発生してしまうがノークッションにしては比較的回しやすい。

・ウーラオス軸選出
ウーラオスランドロス+サーフゴー
基本形。炎オーガポンがいる時はしない。キノガッサとかにもこれ。
ウーラオスギャラドス+サーフゴー
炎オーガポンがいるけどウーラサフゴを絡めたい時の選出。
ウーラオスランドロス+トドロクツキ
岩オーガポン+ハバタクカミ+イダイトウみたいな対面構築への選出。
ウーラオスランドロスギャラドス
パオジアン入りスタンにする選出。あんまり勝てないしここが微妙だったかも。
ウーラオス+サーフゴー+テツノカイナ
キョジオーンとカイリューにかなり強い選出になる。

トドロクツキもウーラオスも出さない選出は記憶に無いので多分してないです。

・初手タスキパオジアン
ウーラオスでとんぼがえり。電気等のテラスを切ってきたらランド引きで威嚇しながら受けてウーラオスに素引き、そのまま処理。
ラスタルを切ってこないならサイコファング、怯み願望のつららおとしなので3匹目のポケモンに引く。絶対零度はよけます。
・トリルアカツキガチグマ
とにかく数的不利を取らない。トリルを防ぐのは難しいので貼られた後を考える。
サーフゴーが肝になるが、サーフゴーに大地を撃たれた記憶が無いので普通に突っ張ってゴールドラッシュ撃てば通る。サーフゴーや消耗済みのポケモンでブラムを受けてトリルターンを枯らすのが綺麗な動き。

正直他に書くことが無い...大体受けまわしながら高火力を押し付ける動きでよい。
ブーストハバタクカミへの動きはランドロスの個体解説に書いています。

重い相手

・HBカイリュー
主にパオジアン入りスタンにいるカイリューが厳しい。サーフゴーを出している試合はかなり楽だが、他の5体が全員物理なのでテラスされると倒せない。
・パンチグローブ雷パンチ・身代わり持ち水ウーラオス
相当厳しい。本当に手も足も出ない。
・コノヨザル
ステロ型はトドロクツキで処理したいが、何故か2/2けたぐりが飛んできて悲しかった。チョッキだったわけでもないし何で持ってたんでしょう...
初手とんぼがえりからサーフゴー出し、シャドーボールで処理が丸いかも。
ビルドやスカーフも重めなので結構困ります。上記の処理方法をもっと早く見つけるべきでした。
・ハサミギロチン負けん気ドドゲザン
テツノカイナ、ウーラオスが倒れた瞬間威嚇を起点に負けん気を発動させて全抜きされる。頑張って避ける。
・番犬ビルドアップイイネイヌ
当たったことは無いが、威嚇を逆利用してAを1段階上げる仕様とドラゴンテールが無効、トドロクツキが不利を取りやすいなどかなり厳しいと思う。

振り返り

HBカイリューが重いのは良くなかったが、全体的に対応範囲の広い攻めサイクルを作れたと思う。物理5、特殊1の偏った編成でも全然強かったです。
31日はランクマをさぼっていたのに1日に風邪を引き、3日までの終盤の4日間全く潜らないということになってかなり焦ったのでなんとかなって安心しています。
体調管理も大事だなと再確認しました;;
1950は達成出来たので、これからはレート2000を目指して頑張ろうと思います!
自分はまだその器では無くても、精進してレート2000の器になります。

スペシャルサンクス
・ここまで読んでくれた方々
長々と失礼しました。読んでくださり嬉しいです、ありがとうございます!
・エネコンさん(@ene_jinro)
ギャラツキ軸の素晴らしい記事を公開してくださり本当にありがとうございます。
また、見ず知らずの私の質問に非常に丁寧に答えてくださって嬉しかったです。
・いつもいいねやリプライをくださる皆さん
励みになります!いつもありがとうございます、これからもよろしくお願いします♪

SVシングルS12最終602位 悪ウーラサイクル


結果画像・構築画像


TN ice  最終順位602位 最終・最高レート1942 最終日12勝9敗


使用構築

築経緯

初めまして、そうでない方々いつもお世話になっております。あいすと申します。SVから対戦を始めて、今期で初の最終3桁を取れたので記念、記録として記事を書きます。
初めて記事を書くので、読みづらかったら申し訳無いです🙇
ポケモンの友達が欲しいので、是非ともTwitterXのフォローお願いします!
⇩ (どのくらいの方がこの記事を見てくださっているのか不明ですが...;;)
https://x.com/IceplantBax/status/1730192962297192769?s=20


スカーフ悪ウーラオスがテラスタル強要性能が高く、技の一貫性があり対面操作技もあるので構築の始点にした。

炎オーガポン、ウーラオス、イーユイ、カイリュー等幅広い相手にクッションになるドヒドイデを採用。

ブーストハバタクカミのでんじはを拒否出来て、サーフゴーやカイリューへのクッションになりつつ毒の入らない相手にじしんを通せるチョッキランドロスを採用。

この3体が基本選出でほとんどの相手にこの選出をしていたが、キノガッサモロバレルドヒドイデ、テツノツツミ等が面倒な為ガネサーフゴーを採用。特殊高火力でフェアリーテラスに強かったりアカツキガチグマに後投げ出来る点も嚙み合っている。

ここまでの4体だと相手の構築によっては竜舞トドロクツキが面倒なことがあったり、水オーガポンが重いのでそれらに強くストッパーやスイープも出来るポケモンが欲しいと思った。この条件にブーストエナジーテツノツツミが当てはまる為採用。ドヒドイデの毒と相性が良く、軸で重い飛行カイリューの牽制にもなる(と思ってる)。

最後にもう一体浮いてるポケモンが欲しいのと、汎用性を保ってキョジオーン対策になれる枠が必要だったのでじゃくてんほけんカイリューを採用した。

コンセプト
・電磁波、一撃必殺に頼らない。
・相性補完を意識したサイクル構築。
・環境ポケモンへの納得いく動きを作り、無理矢理な行動をしない。
・サイクル戦を楽しむ!

個体解説
悪ウーラオスこだわりスカーフ
いじっぱりA252B28S228 ふかしのこぶし あくテラスタル
調整意図 最速カイリュー抜き 特化カイリューのテラス神速98.9%2耐え
特化ハチマキランドロス地震確定耐え
特化パオジアンのつららおとし+こおりのつぶて確定耐え
ステルスロックを踏んだ後に特化オスイダイトウの適応力ウェーブタックル確定耐え

あんこくきょうだ インファイト とんぼがえり ふいうち

ほとんどの試合で初手に投げる。自分はこだわりスカーフ+とんぼがえりをこのゲームにおいて非常に評価しており、その理由として有利対面を作りやすく、相手のテラスタルを確認してそのテラスタイプに合わせたポケモンを出すことで相手のテラスタルを弱く使わせることが大きい。

悪ウーラオスはとんぼがえりが読まれにくく、現環境においてテラス択が難しいアカツキガチグマ、ディンルー等にテラスタルor引きを強要させやすいのが非常に強かった。

この調整は活きる場面がたまにあったが、最速スカーフサーフゴーに上からゴールドラッシュを撃たれるのが面倒だった。最速カイリュー抜き抜きにするか準速にするかようきで採用するかの3択だったが、ようきは火力が足らず準速にしても最速サーフゴーと同速なのでこのまま使用した。多分正解だったと思ってます。

技構成については、ふいうちをアイアンヘッドと変えるか迷いましたが不一致アイアンヘッドがあまり強くなく、ふいうちはパオジアンの先制技の上から攻撃出来てイダイトウや前述した最速スカーフサーフゴーに撃てる為ふいうちで採用。
アイアンヘッドが欲しい場面はありましたがふいうちのお陰で勝った試合が思ったより多かった為ふいうち一択だと感じた。

ラスタルは一貫性の高い一致技のリーチを伸ばす悪。テラスタルあんこくきょうだがめっちゃ強かった、最高のポケモンでした!

ドヒドイデ@メンタルハーブ
わんぱくH252B220D36 さいせいりょく フェアリーテラスタル
調整意図 特化メガネイーユイのオーバーヒート+C‐2オーバーヒート95.7%耐え
ようきお面補正付きオーガポンのパワーウィップ確定2耐え

アクアブレイク どくどく どくびし じこさいせい

とんぼがえりから出すクッションその1。耐性が非常に強く数値の高さからもかなりの受け性能がありました。地面弱点も後述するランドロスのお陰で気にならない。

技構成は多くの相手に撃てるどくどく、後続に負荷をかけるどくびし、体力管理が出来て詰ませを遂行するじこさいせいまで確定。残りの1枠にはサーフゴーに通ってハバタクカミの身代わりを殴れるアクアブレイクを採用。追加効果のBダウンも強力でした。

Sが低いのででんじははあまり撃たれないかなと思ったが、全くそんなことは無い。

持ち物のメンタルハーブはたべのこしやゴツゴツメットとの選択ですが、ハバタクカミ、ディンルーの挑発、カイリュー、オーガポンのアンコールに耐性が付くメンタルハーブになりました。数は少ないですがウーラオスやパオジアン、オーガポンも挑発を覚えるのでそれらに安定させることも出来ます。

ドヒドイデを見て初手に挑発ハバタクカミやサーフゴー、アカツキガチグマを出されることが非常に多いが、あくまでもクッションなので後発から出します。

ラスタルはハチマキげきりんやあんこくきょうだ、かみくだくに耐性を付けるフェアリーです。

ランドロスとつげきチョッキ
なまいきH244A28B76C4D156 いかく はがねテラスタル
調整意図 特化くちばしカイリューのA‐1飛行テラバースト99.6%2耐え
特化メガネハバタクカミのムーンフォース97.2%2耐え 余りAC

じしん がんせきふうじ とんぼがえり くさむすび

とんぼがえりから出すクッションその2。ドヒドイデとの相性が最高で地面、電気などを無効化しつつさいせいりょくを発動させたり後投げからいかくを撒いてとんぼがえりすることでドヒドイデの負担を減らすことが出来る。

ドヒドイデの毒が入らない毒テラスタルアカツキガチグマや鋼テラスタルカイリューにじしんで大ダメージを入れることが出来てめちゃくちゃ強かったです。

性格をなまいきにすることで無振りカイリューの丁度下を取れるため後攻とんぼがえりを打つことが出来て強かった。
それに加えてCに下降補正をかけないことでくさむすびのダメージを出すことが出来るのも嚙み合っていました。
くさむすびはチョッキの無いアカツキガチグマやヘイラッシャ、カバルドンに半分以上のダメージが入る為、数多のイージーウィンを取れた。

ブーストエナジーのハバタクカミに対して最も強いポケモンで、でんじはを無効に出来てがんせきふうじ+後攻とんぼがえりで悪ウーラオスのサポートが出来る。
最近はカイリュー、ハバタクカミ、サーフゴーから大量にでんじはを撃たれるので、終盤の70戦で15回以上はでんじはを無効にしていた。

ラスタルはメガネハバタクカミ意識ではがねにしたが、しんそくやゴールドラッシュ、フリーズドライなどにも強い為沢山活きました。

サーフゴー@こだわりメガネ
ひかえめH244B188C52D4S20 おうごんのからだ はがねテラスタル
調整意図 特化パオジアンの嚙み砕く93.6%耐え 無振りドオーの地震確定2耐え
C11n 無振りフォルムチェンジロトム抜き

シャドーボール ゴールドラッシュ 10まんボルト トリック

最強のタイプと崩し性能でサイクル適正が高くお気に入りのポケモン

キノコのほうし勢やドヒドイデ、チオンジェンを見たら出します。
ドヒドイデとは地面が一貫するため基本ランドロスと合わせて選出する。

アカツキガチグマのブラッドムーンやあくびに耐性があったりテツノツツミに有利だったり結構便利なポケモンで、タイプで特殊に強くHB振りにすることで物理に強くなり対面性能を上げることが出来る。

技は一致技2つと受けポケモンカイリューに押すトリック、鋼半減の水や飛行テラスタルに大きい削りになる10まんボルトで採用。

悪ウーラオスが誘うフェアリーテラスタルをゴールドラッシュで裏まで破壊出来て、構築に欲しい要素をほとんど満たしていた最高のポケモン

ラスタルは最高火力を上げるはがね。テラスゴールドラッシュでみずテラスハバタクカミに6割入る凄まじい火力が出るので、ハピナスを無理矢理押し切ったり出来て強かったです!

テツノツツミ@ブーストエナジー
おくびょうB4C252S252 クォークチャージ フェアリーテラスタル
調整意図 ハバタクカミを抜く為最速 火力欲しいのでCぶっぱ 余りB

フリーズドライ ハイドロポンプ みがわり アンコール

いると便利なブーストエナジー枠。
テツノツツミを舐めた構築に出して破壊しまくった。

ドヒドイデの毒を入れた後上からみがわりを連打することで相手を確実に仕留めることが出来て、崩しに来る積み技等にアンコールを押して止めたりもした。

技構成と調整はテンプレートのもので採用。無難に一番強いです。

ラスタルはウーラオスやスケイルショットにアンコールしてみがわりを残すフェアリーにした。トドロクツキのはたきおとすなどにも強く、上からのアンコール+耐性変化テラスタルは理不尽な強さがありました。

カイリューじゃくてんほけん
ゆうかんH196A252B4C44D12 マルチスケイル はがねテラスタル
調整意図 HP16n-1 マルチスケイルがある時に特化アカツキガチグマのブラッドムーン+ハイパーボイス+しんくうはを97.1%耐え 流星群の火力が欲しい為C振り

りゅうせいぐん じしん アイアンヘッド アンコール

補完枠で、基本出さずに顔で威圧してもらう。キョジオーンには出さないと勝てない為出したが、他に出した試合は無い。
キョジオーンの塩漬けに合わせて出してじゃくてんほけんを起動して崩す。

アンコールはキョジオーンののろいやじこさいせいの粘りに対抗する技として採用したが、キョジオーンに全然当たらないし当たっても出てこなかったので効果は不明。

しんそくを切った為、対面性能はかなり落ちたがマルチスケイルとアンコールがあるのでキョジオーンが出てこなくても完全に腐ることは無かったです。

29日、30日は何故かキョジオーンと全く当たらず、一度も選出しなかった。

ラスタルは行動保障を作れるはがね。切らなかったが選出した時にプランを立てやすくなったし他に候補も無いので正解だったと思う。


選出・立ち回り
基本選出 ウーラオスドヒドイデランドロス

・ガッサ入り ウーラオス+サーフゴー+ランドロス
・カバツキイーユイ水ポン ウーラオス+テツノツツミ+@1
・キョジオーン ウーラオスカイリュー+@1

・受けループ ウーラオスランドロス+サーフゴー
初手ドヒドイデにとんぼがえりを押して持ち物確認、レッドカードで無ければサーフゴーを出してハピナスを釣りランドロスを出してとんぼがえりを押してヘイラッシャを釣りサーフゴー、もう一度ハピナスを釣りランドロスを出してとんぼがえりを繰り返し、ヘイラッシャがじしん+くさむすびで落ちるようになったらハピナスにじしんを押して崩します。ヘイラッシャサイクルはこの動きで全勝でした!

・vsタスキパオジアン
 初手ウーラオスでとんぼがえり、ドヒドイデバックでつららおとし・せいなるつるぎ
 ・フェアリーテラバーストに全対応して、ウーラオスに素引きしてでんきテラバース
 ト・つるぎのまい・サーフゴー引きに全対応することで完封。
 ぜったいれいどは避けます。
・vsカイリュー
 ウーラオスはフェアリーテラスタルを最大限ケアするために序盤はとんぼがえりしか
 しません。ドヒドイデを出してじしん・はがねテラスタル・サーフゴー引きを誘い
 ランドロスに素引き。型をある程度特定したらどくどく・じしん・あんこくきょうだ
 のいずれかは通るため頑張ります。

重い相手
・ゴツメ持ちフェアリー渦カイリュー
 毒を入れてTODしたりしますが、とんぼがえりとアクブレでゴツメを触るのがきつい。
・じゃれつく持ち水オーガポン
 ウーラオスで処理したいので来ると困る。ツキの影響でフェアリー技が増えていた。
・負けん気ドドゲザン
 ランドロスのいかくもドヒドイデの毒も入らず、アクブレも負けん気を発動させて
 まうのでかなり厳しい。チョッキギロチンも剣の舞も重い。
・イダイナキバ
 基本選出の3体が全員不利でサーフゴーでもきつく、テツノツツミも後投げが難しい
 のでいるだけで困る。
・フワライドバトン
 沢山当てるしかない。毒は必中ですがほぼみがわり持ちなので入らない。
・撃ち分け出来るイーユイ
 メガネではない=スカーフとして動くので、不意にドヒドイデにサイキネが入って崩
 される。ケア出来ないので割り切っていた。
・毒テラスタル剣の舞ウーラオス
 これが重いのは欠陥でした... ツツミの圧で出てこないことを祈る。
・みがわり持ちのカイリュー、トドロクツキ
 即降参です。ツキはどくびしを踏んでくれますが、カイリューはそれも無理だしまず
 読めないので本当に困りました;;

振り返り
今期は対戦数が今までで一番多く、色んなことを学べた最高のシーズンでした!
特にドヒドイデを使う側に回ることで崩し方などを沢山覚えれたのが大きい。
3桁を目指すにあたり工夫したのが、敗因や構築の欠点を随時メモしてそれを解決するプレイングや型変更を考えること。そして何より勝てなくてもめげず、負けから強くなっていくことで、自分が楽しいと思えるポケモンをすること。
強い人からしたら当たり前なのかもですが、自分のように3桁を目指して頑張っている方々はこれらを意識してみると良いかもしれません!一緒に頑張りましょう!
来期からもサイクル構築で楽しんでいきます!目標はもう一度3桁取ること!

スペシャルサンクス
・ここまで読んでくださった方々
 まだまだ欠陥のある構築でしたが、何かの参考になれば幸いです!読んでくださり
 ありがとうございます!
ラクダさん(@FUNFUNPOKE)
 沢山アドバイスをくれたり喋ってくれた方です!自分のポケモン人生に大きな影響を
 与えてくれて感謝しかないです。これからもサイクル構築仲間として宜しくお願い
 致します!
・いいねやリプライをくださるFFの皆さん
 いつも励みになっています!これからも頑張るのでよろしくお願いします~!!