あいすのポケモン日記

上手ぶりとんボルチェン

チョッキランドロス単体考察


可愛い

初めに
こんにちは、あいすと申します。今回は以前より作りたいと思っていたチョッキランドロスの単体考察の記事です。かなり長いですが、読んでもらえると嬉しいです!
読む前の注意事項として

・筆者はポケモン対戦が弱い
言語化が下手、語彙力が低い

この2点は注意してもらいたいです。一応チョッキランドロス自体はS12~16の間ずっと使用しているため、練度はそこそこあると思います。
弱いプレイヤーの意見なんかどうでもいい、という方はブラウザバック推奨です。

早速この記事の存在意義が危ういですが、1個人の意見としてそういう考えもあるか、くらいに思って頂ければなと。よろしくお願いします。

目次

 




役割や強みについて

チョッキランドロスって誰に強いの?何をするポケモンなの?という点について。
普段からランドロスを使っている人は飛ばして頂いて構いません。
このポケモンは両受けの後発クッションで、一番の役割対象はSブーストハバタクカミです。主にサイクル構築に入るポケモン

岩石封じor地ならし+とんぼがえりを採用していると、
こちらのスカーフウーラオスとSブーストハバタクカミの対面
自分          相手
ランド引き       ムンフォ
岩石封じor地ならし   ムンフォ
とんぼがえり      ムンフォ
ウーラ着地、こちらが上を取っているためワンパン。

臆病ハバタクカミのムンフォを3回耐える為、このような動きが可能。
甘えるや電磁波でも対応可能で、まさに全対応といえる。
フェアリーテラスタルを切られるとランドロスが倒されるが、最低でもSを下げて退場出来るのでハバタクカミの処理は確実に可能。
勿論、相手が引くならSブーストは消える為スカーフで縛れる。

基本的にはこのようにこちらのスカーフ持ちと合わせ、味方の補助をするポケモン
S操作や後攻対面操作、様子見などサイクルの潤滑油のような存在です。

また、このポケモンの偉いところとして
クッションでありながら最低限の攻撃性能がある
これが大きいと思います。純粋にA145からのタイプ一致地震は強いです。
主に活きるのは、

・ハバタクカミが甘えるを持っていない場合自分で処理出来る
・サーフゴー、ブリジュラス、タケルライコ、イーユイに一致弱点を付ける
・環境に多い毒テラスのアカツキガチグマやディンルーに大きなダメージを与えられる

これらだと思います。偉すぎる。
特に毒テラスタルの高耐久ポケモンに一致弱点を付けるのが偉くて、構築によっては選出の3体全員が弱点を付けず詰まされることもあると思う。
しかし、ランドロスをクッションとして採用しておけばそのような詰まされる展開を避けられる。
地面タイプは攻撃面でも非常に優秀な為、多くの相手にテラスタルを強要させるor弱点をついて処理ということが可能。

あと、カミカイリューサフゴブリジュラスといった環境に多い電磁波ポケモン全員にある程度強い顔をしており、電磁波をタイプで無効化出来るので電磁波の拒否まで可能。
地面と電気が無効など、耐性も非常に優秀である。


これらのことから、
ブーストハバタクカミにありえないくらい強く最低限の攻撃性能を持ち、電磁波無効かつ浮いている等優秀な耐性まで持つ強力なクッション
ということが分かると思う。


環境ポケモンとの有利不利の関係も書いていく。1体ずつ解説しているとキリが無いので、ここは簡潔に書きます。

有利 ハバタクカミ アカツキガチグマ サーフゴー ブリジュラス ランドロス
タケルライコ オオニューラ テツノカイナ ガブリアス ヒードラン テツノドクガ
毒テラスディンルー 鋼テラスカイリュー Bの薄いアシレーヌ

微有利 イーユイ ハッサム ディンルー ラティオス ラティアス
キラフロル エンテイ ドラパルト テツノカシラ

不利 両ウーラオス パオジアン 水オーガポン テツノツツミ イダイトウ
ママンボウ グライオン アローラキュウコン コノヨザル ポリゴン2

微妙な相手 炎、岩オーガポン カイリュー ウルガモス トドロクツキ

有利不利の基準は対面勝てるか、役割を持てるか、テラス強要が出来るか等。
ウーラオス、パオジアンに隙を見せすぎるが、環境ポケモンの多くに有利といえる。


調整案

D補正案
1なまいきH244A28B76C4D156 タケルライコを抜きたいならしんちょう
実数値195-169-120-126-132-99 ミラー意識でS個体値落としても可

特化カイリューのスケショ10発を威嚇込みで99%耐え
特化カイリューのタイプ強化飛行テラバを威嚇込みで2連最高乱数以外2耐え
特化メガネカミのムンフォ97.2%2耐え
地震で無振りカミを87.5%でワンパン
無振りカイリュー抜かれ

筆者が愛用している調整。S個体値25で実数値97にして使っています。
端数のCはくさむすびを採用しない場合不要。
物理、特殊両面を見るため両方に振っています。
Aは無振りでも良いが、無振りカミをワンパンするシーンがたまにある為この調整。

2なまいきH244A4B4C4D252 端数のC、下降補正をかける箇所は上記と同様に。
実数値195-166-112-126-145-99

おくびょうハバタクカミの氷テラバ確定耐え
特化ガチグマのブラッドムーン2回+真空波を確定耐え
特化ガチグマのテラスブラッドムーン+テラスハイボ+真空波77.15%耐え

HDに厚い調整。上記のダメージ計算の通り、ガチグマに対して厚く出来る。

これら2つの調整はHPを実数値195にしているが、総合耐久を上げるなら196が最も硬くなる。HPが奇数か偶数かの違いで、ここに関しては好みで良いと思います。

A補正案
3ゆうかんH212A44D252 いじっぱりでも良い。
実数値191-188-110-125-132-99

H16n-1 A11nを満たすライン
特化カミのムンフォ85%3耐え(タスキカミ意識)
地震で無振りウーラオスに50%入る
H244B4振りのサーフゴーを地震で68.75%でワンパン

Aを高くする調整。耐久に振る努力値が少なくなるが、交代先への負荷をかけれる。
HD方面は十分足りている為、アタッカー性能を持たせたいならこの調整。
くさむすび採用の場合はH212A36B4C4D252にすると良いかも。

4ゆうかんH244A116B4C4D140 端数のCやSの下降補正は上記と同様に
実数値195-198-111-126-118-99

特化ガチグマのブラム+ハイボ+真空波を確定耐え
臆病C252ハバタクカミのムンフォを83.84%3耐え
地震でH252B4振りのサーフゴーを確定一発
地震でH252B116振りまでのオーガポンを等倍で確定2発

火力がかなり高い調整。耐久にやや不安が残るが、最低限の耐久を持つ。
ここまで振るならブーストハバタクカミは自分で倒した方が良い。
HPを196にするか、Cに振るかなどは上記と同様に判断。

主にこの4つの調整が主流だと思う。Sに振ったりBに振ったり、まだまだ色んなパターンがあると思うが、基本的には使おうと思うならこの4つから選ぶと良い。

問題なのは この4つの調整、どれが一番強いのか。

なまいきかしんちょうか、ゆうかんかいじっぱりかまで合わせれば8つ。
やはり、私としては愛用していることもあり1の調整を推したい。

個人的にチョッキランドロスはAがそこまで必要でないと思っており、あくまでも後攻対面操作やS操作によるエースの補助がメインだと思う。

その為、私としてはAに補正をかけるのはあまり好きではない。
勿論、A補正でも耐久は十分なため火力による相手への負荷の大きさは優秀だが、その分を耐久に回した対面操作クッションの性能を上げたいと思っている。


極論だが、ママンボウのAに努力値や性格補正を割かないよねという話。

ランドロスの攻撃性能について語っておいてなんだ、と思うでしょうがこれはAに努力値をそこまで割いていなくても持っている性能である為、それ以上に攻撃性能を上げる必要は無いのではないか、という主張です。
私がこの記事を公開した一番の理由が、このAをどこまで上げるのか、Aに補正をかけるメリットは何か、について意見が欲しいからです。

この記事を読んでくれたあなたにも、是非これに関しての意見を伺いたいです。
構築によるだろ、と言われたらそうかもですが私としてはどのような構築ならAに厚い調整が最適であると判断されるのかも知りたい。
些細な意見でも構いません、よろしくお願いします。

Dに補正をかける1と2の調整どちらが良いかと言われると分からない。
意外と物理を受けるシーンも多いので、必要なDを確保してBに振った1の調整が好みで、A振り28振りも偉いと思っている。
HDに特化するのは若干過剰かな、と思うのでBにも少し振るのを勧める。

Sラインについても少し。
私はカイリューとミラーの下からとんぼがえりを撃てる実数値97が好みですが、タケルライコの上を取りたいというのも分かる。
ラインごとに書いていく。

204振り実数値137 準速サフゴ抜き S-1パオカミ抜き 遅い中速帯を抜ける。
132振り実数値128 準速タケルライコ抜き 4振りオーガポン等の上も取れる。
92振り実数値123 準速キノガッサ抜き 上からとんぼでタスキを割れる。
60振り実数値119 S-1オーガポン抜き 岩石で大きく仕事が出来る。
28振り実数値115 最速アカツキガチグマ抜き 最速タスキ意識。
無振り実数値111 特に何も意識しない調整。
以下全て下降補正
無振り実数値99 無振りカイリュー抜かれ S-1準速ミミッキュ抜き
個体値25実数値97 下降補正ランド-2 4振りライコ抜き S-1カイリュー抜き
個体値18実数値94 無振りライコ抜かれ テラスさせて逃げる。
個体値7実数値89 無振りチオンジェンと下降補正カイリュー(両刀など)抜かれ 
個体値0実数値86 最遅。ミラー絶対に下を取りたいときの調整。

恐らくこうなると思う。Sに性格補正をかけるのは多分無し。
どれも有用な為、調整の幅は無限と言っても良い。



技構成について


確定欄 じしん とんぼがえり がんせきふうじorじならし

選択欄 優先度の高い順に
S くさむすび じわれ
A テラバースト うちおとす だいちのちから
B ストーンエッジ アームハンマー 
C 入れなかった方の素早さ操作技 すなじごく かわらわり

サイクル構築で採用されるチョッキランドロスはこうなるはず。
じしん、とんぼがえりは問答無用で確定、素早さ操作はどちらか選択。

がんせきふうじが無効タイプの無い技として人気な印象。じならしの利点としてはハバタクカミへのダメージが大きい、命中安定辺りだろうか。
飛行テラストドロクツキやラティ系、カイリューに通るのが優秀な為私としては岩石封じを推したい。構築によってはじならしも十分に採用候補。

以下、上から順番に選択欄の考察。

くさむすび
筆者はこちらを採用している。カバルドン・ヘイラッシャ・ディンルー・水ウーラオスへの大きな打点になり、アカツキガチグマへの遂行技ともなる。

ディンルー、ガチグマへの役割を遂行する技として個人的には外したくない。
最近はメジャーになってきて読まれやすいものの、十分に刺さる技。

じわれ
最近はこちらが多く採用されている印象。ディンルー、ガチグマへの遂行技になれるという意見もあるが、どうしても運頼りになるのが好ましくない。

しかし、テラスしたカイリューやタケルライコといった面倒なポケモンや、ママンボウ、キョジオーン、ヘイラッシャ、ポリゴン2、HBカイリューなどの耐久ポケモンに撃って試合を終わらせられるのは確かに優秀である。

ランドロス自身耐久が非常に高い為、十分に試行回数を稼げる相手も多く、そうでない相手にも1回撃てば30%で破壊出来る。

私としてはガチグマに役割を持てなくなるのが厳しいと感じる。ガチグマにじわれを撃つプレイヤーが多いようだが、一般的なガチグマに対しては2回しか撃てず、その場合当たる確率は51%。撃つ側が有利な確率とはいえ、流石に低く感じてしまう。

予想ではあるが、じわれ採用の場合素のガチグマへの役割をあまり期待していないのかもしれない。毒テラスタル後のガチグマには地震で良い、そうでない場合他で見るorじわれを当てる、という考え方なんだと思う。

それなら確かに納得かもしれない。ただ、やはり運任せ感が強く私としては採用したくないと思ってしまう。対ガチグマを意識しないとしても、ガチグマにはなるべく厚くしたいでしょうとも思う。正直ここは好みなのかなぁ、と思います。

テラバースト
これはテラスタイプにもよる。テラスタイプの考察は後にするが、基本的にこのポケモンは守りのためにテラスタルを使う為テラバ以外の需要が無いものは除外。

鋼 ハバタクカミ、アロキュウ、有象無象のフェアリーテラスへ
フェアリー カイリュー、ウーラオス、ラティ系統へ
炎 ハッサム、アロキュウへ
電気 水ウーラオスアシレーヌ、水飛行テラスのサーフゴー、その他水タイプへ
氷 カイリューランドロス、ガチグマ、ラティ系統、その他草タイプへ

これらだろうか。どれも役割破壊としての採用になると思う。
他よりも優先順位が高いかは一概には言えないが、構築単位で重い相手に一矢報いることが出来る為、採用しておくと勝ちパターンが大きく広がる。

うちおとす
鋼テラスしたラティ系統、アーマーガア、サンダー、ランドロス地震を当てたりすることが出来る。
読まれにくく、簡単に有利不利を覆せる為こちらも役割破壊として採用することになる。

ピンポイントな上威力が低い為、汎用性を損ねる点には注意。

だいちのちから
かなり異端だが、個人的にかなり熱い技。
主な撃ち先はブリジュラス、キラフロル、キョジオーンなど。

ブリジュラスは現在持久力や鉄壁を絡めた要塞型が多いが、そこに対して電磁波無効、ボディプレス半減で一致弱点を付ける為タイプ上は有利。
しかし、フェアリーテラスタルをされると従来のランドロスでは突破出来ない。
そこで、特殊技であるだいちのちからを使うことで突破が可能。
選出や試合展開によってはブリジュラス1体で詰みかねない為、ランドロスで処理出来るとなると非常に楽になる。

また、キラフロルのどくげしょうを発動させることなく倒すことも可能。
これもそこそこ大きくて、純粋なサイクル構築は毒びしに弱い。
だが、だいちのちからは特殊技である為どくげしょうが発動しない。
チョッキランドロスはキラフロルとの殴り合いで非常に有利なので、それに加えてどくげしょうまで対策出来るとなると非常に強く出られる。

キョジオーンは毒テラスタルの鉄壁、呪い持ちが存在しておりそこに対してだいちのちからが大きく刺さる。
ランク補正に関わらず、HBキョジオーンならじしんよりもダメージが大きくなる。

主にこの3体に対して活きる。あまり見ないが、もっと増えても良いと思う。
Cに下降補正をかけると火力が無いので、採用する際はなまいきかゆうかんが良い。

ストーンエッジ
カイリュー、アロキュウに刺す技。

チョッキランドロスカイリューに打点が無い為、起点にされることもあるがそこに大きな打点となり突破、もしくはテラスタルの強要を出来る。
A実数値が198あるランドロスなら、H244B4のマルスカイリューストーンエッジ2回で98.82%で落とせる。Aに補正をかける際のサブウェポンとして優秀。

アームハンマー
主にノーマルテラスタルのガチグマ、カイリューへの打点。

追加効果のSダウンが面白く、S実数値111(下降補正無し無振り)の場合一段階ダウンで実数値74となり、受けループのハピナスの下を取れるようになる為交代読みとんぼがえりが裏目にならない。

S実数値99(下降補正あり無振り)の場合一段階ダウンで実数値66となり、無振りカバルドンや最遅チオンジェン(?)の下からとんぼがえりを出来る。

下降補正をかけて個体値を21にした実数値95の場合、一段階ダウンで実数値63となり、最遅アーマーガアの下からとんぼがえりを撃てる。

活きるかは怪しいが、追加効果により後攻とんぼがえりを撃てる範囲が広がる。
技範囲が被るが、威力が高い為ピンポイントな打点として採用出来る。

A実数値198の場合、H244B4振りのアカツキガチグマに対してアームハンマーで92.57%の乱数2発となる。
H244B4振りのノマテラマルスカイリューも98.82%の乱数2発となる。
採用する場合はこのラインにしたいと思う。

入れなかった方の素早さ操作技
がんせきふうじ、じならしの両採用となる。

両採用のメリットはあまり無いが、S操作の役割を重く見るなら採用も視野。
基本的には無効タイプの無いがんせきふうじ1つで間に合っている。

すなじごく
バインド、定数ダメージの追加効果を目的に使う。

正直撃ち先は分からないが、釣り交換を防げたり有限クッションのポケモンに撃って定数ダメージによる負荷をかけたり出来る。
鋼テラスを切ってドヒドイデを捕まえたりしたら面白そう。開拓に期待。

かわらわり
鋼テラスラティ系統とオボンパオジアンを破壊したりアロキュウ展開を防いだりする。

壁系統の起点回避、展開阻止だったりピンポイントな相手への打点となる。
ガチグマなどの格闘2倍弱点には地震と威力が同じ。
地面と技範囲が被りすぎなので、サブウェポンにはなれない。

A無振りでもH252振り鋼テラスラティアスに45.31%の乱数2発。

構築によっては可能性がある為記載。こちらも開拓に期待。



その他、採用する価値の薄いと判断した技
ねっさのあらし 火傷や威力より大地の命中安定を優先したい。当てるならこっち。
げきりん ラティ、カイリューに撃つが交代出来なくなり役割放棄しかねない。
いわなだれ 威力不足。ストーンエッジで良い。
きあいだま ブリジュラス、ガチグマへの打点を両立出来るが流石に無し。

候補は非常に多い。霊獣ランドロスはC種族値が105あり、覚える技も多い為考察のしがいがある。今後新たな開拓があるかもしれない。



ラスタル

このポケモンにテラスタルを切るのはあまり強くないが、試合終盤の詰めの盤面で使うことがある。
HPの残り少ないランドロスでもテラスタルの耐性変化で1発耐えられる場合、テラスタルを使って相手を削ったりSを下げたりして勝てる、というのが多い。
テラバーストを採用していないなら基本テラスタルを守りに使う。

次に、どのテラスタイプが良いのかを考えていく。

・はがねテラスタル
最もメジャー。ハバタクカミやサフゴ、カイリュー、アシレ、パオ、ブリジュラス、ガチグマ、ツツミ、ライコなど様々な相手に行動回数を増やせる。

役割対象の多さもあり、特別な理由が無い場合鋼一択。

・みずテラスタル
水ウーラ、サフゴ、パオ、アシレ、イーユイ、炎ポン辺りへ耐性を付ける。
鋼との差別化として水ウーラ、アシレなどの水タイプやイーユイ、炎ポン辺りの炎タイプに耐性を持てるのが大きい。

・ほのおテラスタル
カミサフゴ、イーユイ、炎ポン、パオなどへ。
炎タイプへの耐性を維持しつつ、眼鏡カミサフゴへの行動回数を増やしたい場合に。
パオジアンへの耐性も維持しているため、汎用性に優れている。

・フェアリーテラスタル
カイリュー、ライコの技を無効にしたり悪ウーラに強くなる。
この3体以外にはあまり活きないが、無効タイプがあるというのが大きい。
スケショカイリューとの対面でSを上げられると裏が縛られる、という際に無効化してとんぼがえりから後続に繋ぐのが主な使い道。

・くさテラスタル
水ウーラ、アシレに強い。くさむすびが一致になり、水ウーラオスに勝てる。

構築単位で水ウーラオスが重い際にランドロスで処理するルートを作れる。
唯一無二の性能だが、とんぼ抜群で氷が一貫するなど欠点も大きい。

・こおりテラスタル
パオ、ツツミに一時的に強くなる。基本テラバ用。
耐性面は氷のみにしか活きないが、テラバーストが強力。
ランドカイリューに大きな打点となる為、攻め寄りのテラスとなれる。

・でんきテラスタル
耐性はサフゴハッサムに活きる程度。こちらもほぼテラバ用。
電気テラバでテラスしたサーフゴーに強い。アシレーヌ、イダイトウ、ママンボウに奇襲することも可能で、弱点も少ない為等倍で数値受けしやすくなる。

主にはこれらが候補となる。
ここに関しては構築単位で重い相手を考え、その相手に強くなれるタイプを選択するのが良い。


オボンランドロスとの差別化


チョッキランドロスを使う上で地味に大事。

ハバタクカミが重いからHDランドロスが欲しい!

⭕チョッキが埋まっていてオボンが余っているからオボンにしよう!

⭕オボンが埋まっていてチョッキが余っているからチョッキにしよう!

❓オボンもチョッキも余っているけどどっちがいいの?

この疑問を持った際にどうするか、を考えていく。

オボンのメリット
・補助技を使える
一番のメリット。ステルスロック・ちょうはつといった便利な補助技を使える。

ステルスロックはサイクルでのダメージレースを有利に出来たり、相手の行動保障を破壊してこちらのアタッカーで縛れる。

ちょうはつは起点回避や展開阻止が出来る。主に初手ディンルーに強くなれたり、カイリューりゅうのまい、はねやすめ、アンコールなどを封じれる。

どちらも非常に優秀。これらの補助技はチョッキだと使用出来ない。

・物理への行動回数が増える
チョッキと比べてオボンは物理相手にも有効である。
カイリューランドロス、炎オーガポンの技を受けられる回数が増える為、チョッキよりも対物理の性能は高くなる。

・初手に置ける
物理にも動きやすいとなれば、出し勝ちの対面が増える。
そうなれば、初手に置く性能も高い。ステロちょうはつも初手の行動として強い。

チョッキのメリット
・特殊耐久の高さから特殊への遂行力が高い
これ一点。対特殊の性能1つで勝負する。

具体的には、オボンランドロスが耐えないC特化メガネカミのムンフォ2発を実数値がH195D132のチョッキランドロスは耐えることが出来る。対面した際にS操作や地震の削りなどの仕事を果たせる確率が高くなる。

他には、C特化メガネサーフゴーのゴルラ+C-1ゴルラをオボンランドロスは耐えないが上記のチョッキランドロスは高確率で耐えられる、など。

本当にそれだけ。しかし、無難に強い。ありえないくらい硬い。


これらを踏まえると、
・ステロちょうはつの補助も欲しい!⇦オボンにしよう!

・物理にも多めに動いてほしい!⇦オボンにしよう!

・初手に置けるポケモンが欲しい!⇦オボンにしよう!

・とにかく特殊をしっかり受けて欲しい!⇦チョッキにしよう!

となる。書いてたらオボン強くないか?と思ってきたが、チョッキランドロスの特殊受け性能は間違いなく他には無い強さをしている。

勿論、オボンの方が良いならオボンで使えばいい。
ただ、ランドロスを特殊受けとして採用するならチョッキを勧めたい。
差別化は以上。両者十分に強力な固有の性能をしています。

 


弱み、欠点

 

散々褒めちぎってきたが、勿論弱みもあります。

・氷テラバでワンパンされる
最近はランドロスがメタ対象となっており、このような事故が増えた。
主に飛んでくるのがライコ、イーユイ、ランド、ブリ、カミ、オオニューラなど。

生半可な氷テラバではワンパンされないが、役割対象から唐突な致命傷を食らいサイクル崩壊が起きれば十分に厳しい。ケアするのも難しい。

・クリアチャームカイリューがやばめ
ランドロスカイリューに投げるのがあまり良くないが、試合展開によってはカイリューに投げていかくを撒くこともある。その際にクリアチャームが発動したらその試合はほぼ降参です。これは一応ランドロスを投げないことでケア出来る。


・水ウーラオスがやばすぎる
そりゃきついポケモンくらいいるでしょうが、ウーラオスがやばすぎるのはあまり良くない。いかくが確定急所で無効、後投げからワンパンしてくるなどかなり不利。

ウーラオスは剣の舞+身代わりやとんぼがえりなど、こちらの受けポケモン後投げに対してアドを取る手段が多い。受けじゃないポケモンを投げるのは無謀なので、受けポケモンを投げることになるが、ランドロス+ウーラオス受けという選出をする場合相手のウーラオスに破壊されることを覚悟しなければならない。

こちらも一応ウーラオス対面を作らないようにしたり、受けポケモンに頑張ってもらうなどで対応出来なくはないが、苦しいのは間違いない。




終わりに

めっちゃ長くなりました、ここまでお疲れ様でした。
この記事を通して皆さんに伝えておきたいことをまとめると、

・チョッキランドロスは強い

・技構成の考察のしがいがある

・調整に関しての意見が欲しい


この3つです。
この記事を読んでくださった方には、是非とも何かしらの意見を頂きたいです。
強制はしませんしする権利もございませんが、感想等貰えると嬉しいです!

構築記事じゃない記事を書くのは初めてですが、やはり自分の考えを文字に起こすのは楽しいですね。
ランクマの息抜きに書いていましたが、モチベーションも上がったので今期も頑張ります。ありがたいことに私のような弱い一般プレイヤーにも応援してくださる方が沢山いらっしゃいます、皆さんいつも本当にありがとうございます。

そういった方々に良いところを見せたい、というのも最近のランクマのモチベーションに繋がっています。本当に助かります、これからもよろしくお願いします!

ここまで読んでいただきありがとうございました、それでは!